フィリピンは停電が多い。四日間の計画停電と戦いました フィリピン暮らし2024その2

フィリピンのイロイロの田舎町、サンタバーバラにてオンライン日本語講師と、Mushin Japanese Cafeの経営をしているTakaです。

2024年が始まりましたが、さっそくフィリピンらしく生活上のトラブルが発生し、困難と向き合いました。

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停電になりました

フィリピンは停電が多い国です。

主な理由はこんな感じで5点程度あります。

1.エネルギーインフラの不足と老朽化: フィリピンの一部の地域では、エネルギー供給インフラが不足しており、また老朽化が進んでいる。発電所や送電網の改善が必要だけれども当然追いついていない。

2.天候条件: フィリピンは台風だったり、大雨などの悪天候による自然災害が頻繁に発生する。災害は電力設備に損傷を与えて停電になる。

3.エネルギー供給の不足: 慢性的に需要に対してエネルギー供給が不足している。新しい発電所の建設が追いついていないことで停電が起こる。

4.過度な需要: 人口の増加や経済の発展により、電力需要が急速に増加し続けている。新しい発電所や送電網の整備が必要だけれども、当然整備されていないから停電になる。

5.不正規な電力接続: 電力の盗難や不正な使用が行われ、システムに負担をかけた結果、停電になる。

今回は1番が原因でした。

毎日2時間だけ電気が与えられ、後の時間は電気の供給がストップしました。

イロイロ市長も切れてます。

毎日10億円失っているんだぞ、わかってんのか、って感じですね。

お金のある会社はジェネレーターを使いますが、もちろんガソリンの消費量はとんでもないスピードです。

家庭用ジェネレーターでも2~7リットル/一時間の消費ですから、1時間で150ペソ~525ペソ、一日10時間使用すれば1500ペソ~5250ペソはかかります。

サンタバーバラで働く人たちの平均手取りは8時間労働で300~400ペソ。

どう考えてもとんでもない大金になってしまいます。

そもそもジェネレーターを買うお金すらない人が大半でしょうが。

その結果、こうなります。

昼間はショッピングモールに大量の人がおしよせ、閉店後は公園で寝るんです。

こんな状態が四日ほどつづきました。

停電でも頑張る私とRhaneさん

私たちも結構大変でした。

とくに私は生活基盤であるオンラインクラスがあります。

普段私はまずクラスをキャンセルしません。

生徒との信頼関係を損ねて収入を失うわけにはいきません。

以前購入した、このポータブルのバッテリーを使うことで、Wi-Fiに接続して授業を継続することができました。

4日間で28時間程度クラスがあったのですが、仕方なくキャンセルしたのは4時間分のみ。

どうにか最小限で抑えることができました。

それとは別に、私自身のストレスと、Rhaneさんのストレスをどうにか抑えるために、できる限りのことをして過ごしていました。

私はとにかくビールを飲みます。

Rhaneさんのためにも、あえて私が料理をして楽しい雰囲気にして、一緒に食べるようにしました。

また、スーパーでかろうじて残っていた10キロの氷を購入して、店の冷凍庫に入れて保管しておきました。

別の日はちょっと高いアイスクリームを買って、Wifiをつかってハンターハンターを一緒に見て、どうにか楽しい気分で過ごすことができました。

フィリピンの停電は対策をしておくべき

フィリピンだけではないですが、今回は事前の対策が本当に役立ちました。

・バッテリーでWifiを保ちながら仕事ができたこと

・小型の充電器を持っていたこと

・USB接続ができる照明があったこと

これらがすべて役立ち、ストレスを最小限に抑えることができました。

同じアパートに住むほかの人たちは明かりもネットもない状況でしのいでいたので、もっと大変だっただろうと思います。

5日の昼過ぎにようやく電気が復旧しました。

ねこのMei-meiちゃんもリラックスして過ごしています。

とりあえずしのげてよかった。

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