フィリピンのイロイロにてオンライン日本語講師の仕事をしながらMushin Japanese Cafeの経営をして暮らしているTakaです。
2023年も終わりです。
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オンライン日本語講師を振り返る
私は某プラットフォームにて日本語講師として毎日外国人に日本語を教えています。
そのプラットフォームは業界で1,2を争うほど有名なところとなっており、日本人講師は1300人程度登録されています。
日本語講師で食べていける人は多くはなさそう
この業界で仕事をしてきてわかったのですが、先生のパターンがいくつかの層に分かれています。
A:授業時間4000時間超・生徒が多い・授業料40usd/hour
全体の約0.5~0.8パーセント。
B:授業経験が3000~4000時間程度・生徒が多い・授業料30-40usd/hour
全体の5パーセント
C:授業経験が2000~3000時間程度・生徒数は人による・授業料25-35usd/hour
全体の10パーセント
このA~Cの層が上位層と言えそうです。
D:授業経験が1000~2000時間程度・生徒が多い・授業料15-25usd/hour
全体の25パーセント
E:授業経験が500~1000時間程度・生徒数はそこそこ・授業料10-20usd/hour
全体の30パーセント
F:授業経験が1000時間未満
全体の30パーセント
だいたいこんな感じです。
中には経験時間が1000時間にも満たないのに価格を40ドル以上に設定している人もいます。
たいていの場合は顔に自信がある女性です。
自分の武器をよく理解して、お金持ちおじさんをターゲットにしているようですが、それも生きるための立派な戦術です。
指導時間・生徒数・生徒の評価をもとに登録されている講師を見ると、私のように授業数4000時間を超える経験の講師は1300人のうち10人程度でした。
その10人の4000時間超えの講師の授業料は45ドルから55ドルに設定されていますから、37ドルに設定している私はまだお買い得な講師と言えそうです。
私自身は、たくさん勉強して経験を積んだこともあり、だいたいどの国籍のどのレベルの外国人に対しても一定以上のレベルの授業を展開できるようになりました。
また、彼らから聞かれてわからないことも、ほぼなくなりました。
現在は37ドルで授業を行っていますが、授業数をもとに考えながら、来年の夏くらいには授業料を一コマ当たり40ドルに設定しようかと思います。
日本語講師としてはすでに十分な結果をだした
総合的に考えて、今年も日本語講師としての活動はまずまず成功だったといえそうです。
ですが、今後おそらく現在の状況からさらに劇的に収入が上がることは見込めないでしょう。
1時間40ドルという授業料は、この業界では十分に高いからです。
現在は毎日1日に6~8時間程度の授業をしていますが、8時間授業をおこなうと、本当にクタクタになります。
2021年は毎週80時間
2022年は毎週60時間
2023年は毎週50時間
というように、仕事をする時間は毎年確実に減らせてきています。
2024年はどうにか毎週40~45時間程度働く生活スタイルを維持し、自分自身の負担を減らしていきたいです。
Mushin Japanese Cafe経営としての1年
今年のMushinは課題はあるものの、ある程度の結果を出すことができました。
まず、言えることは、単純に売り上げが上がりました。
私の収入は少ないですが、赤字にならないだけかなり状況は改善されたといえます。
これまでは完全に毎月赤字で経営していましたが、Mushinの売り上げからスタッフの賃金とお店の家賃を支払うことができるようになったのは本当に良かったです。
また、常時スタッフを毎日3人配置することで、店がある程度効率的に回るようになりました。
以前は売り上が少ないこともあり3人配置すると赤字になってしまう日も結構あったのですが、今は安定して3人配置しても問題ないくらいになりました。
今後も継続できるといいのですが。
課題もあります
2024年にしておきたいことは
①弁当の販売
②パーティ用の大きなサイズの食べ物の販売
③看板の設置
この3つがあげられます。
2023年は、単純に私が落ち着いてとりかかることができる、まとまった時間がありませんでした。
メニューを考えて、調理し、写真をとり、メニューを編集して告知するという作業は結構時間がかかります。
フィリピンにはパーティが好きな人が多いので、5~6人分の食べ物を用意するのもよさそうですし、需要があるのがわかりました。
これらも少しずつ用意していこうと思います。
メニューに付け加えて告知さえすれば、お客さんにも少しずつ認知されていくでしょう。
また、現在ある看板のほかに目立つところに看板を張りたいのですが、場所の選定、オーナーに確認、設計、発注という作業が面倒で、なかなかできずにいました。
どうにかこれも手を付けて行きたいです。
今年もできる範囲でがんばります。