フィリピン・イロイロの田舎町、サンタバーバラにて日本食カフェをしているものの、コロナのあおりで「やばい」と毎日独り言をつぶやいているTakaです。
たくさんの店がつぶれ、外食する人が極端に減り、外を出歩く人も減り、町全体が死に向かっているような状況です。
いつの間にかなんですが
Rainさんが私のパートナーになりました。
彼女は私の視点で話をするならば、Hunter x Hunter のキメラアント討伐辺に出てきたparmさんみたいな女性です。
こんなこと言ってわかる人いるのかなぁ。
彼女は今31歳で、小さな女の子がいる旦那さんが無くなってしまった未亡人の女性です。
長身・スレンダーで足が超長く、まるでパリコレに出てくるモデルみたいな体系をしています。
そして私と一緒にいるときだけお酒を飲み、たばこは吸わず、やたらと私に尽くしたがる…そんな女性です。
彼女の家族は金銭的に本当に貧しいです。
私が今まで出会ったフィリピン人女性の中で一番貧しい。
明らかに彼女がどうにかその家計を支えています。
家には蛇口がなく、ポリタンクの水でトイレ、体を洗い、食器洗いをします。
家は竹とべニア板でできていて、限界集落みたいです。
私がRainさんの家で寝るときには、竹でできた急こう配の階段を上り、
私、Rainさん、Rainさんの娘、Rainさんの妹、妹の子供1、妹の子供2と一緒に寝ています。
なんじゃこりゃ、世界ふしぎ発見みたいな感じですよね。
またどういうわけか、Rainさんだけ家族の中で異様に英語ができて、頭の回転がはやい。
他の家族は英語を上手に話せません。
さらに就労・稼ぐことに関して彼女ほど強く問題意識を持っていない。
私の地域に住んでいるような、よくある地方のフィリピン人のような印象です。
私はそんな彼女と知り合い、最初は助けつつも線引きはしようと思っていたのですが、一生懸命でつつみ隠さない彼女の姿勢に共感をしていき、彼女をもう少し知ろうという結論になりました。
本当にいいのか、と思うのですが。
自分さえ暮らすのがしんどい私にどうにかできるレベルじゃない、という危機感のようなものもあったりします。
正直に私がすでにフィリピン病だなぁと思ったことは、今の私の状況でもいくらでも可愛くて若い女の子と一緒にいられるのがこの国の面白いところなのに、今回の私の結論は本当にいいのかなぁ、みたいなことを考えてしまったクズな自分がいることです。
私自身はアラフォーのさえないおっさんにも関わらず。
ですがRainさんの価値観や態度・行動は私にとって快適です。
久しぶりに自分のクソさを実感した出来事でした。
まぁ、やるだけやります。
それにしてもこの国大丈夫でしょうかね?
こんな状況が続くと貧困で人が死んでいくんじゃないのかな?
以前のアパート近くのサリサリで飲んでた時は、俺に絡んできた女性が「もう辛すぎる、正直死にたい」なんて俺に話をする始末。
「とりあえず俺が今日はビールと串焼きをご馳走するから、死ぬかどうかは明日また考えよう!!」
なんて返事をして一緒に飲んでヘラヘラしてもらったけど、あのコメントは彼女の本音だろうなぁ。
最近は見渡すと十代半ばの妊娠がどこか増えたような。
日本もひどいと思ったことは何度もあるけれども、この国も汚職と賄賂だらけでなかなかひどい。
本当にどうなっちゃうんでしょうか?
お店の見栄えを少しだけよくしてみました。
お金の余裕がないのにも関わらずこういうことをしたのは、私の中でJennyとKezzaだけで働く日が近づいていると無意識に考えてしまっているからかもしれません。
お店の前に暖簾をつけてみました。
まぁ、読めないだろうけれども雰囲気はでると思うので。
メニューの写真を一新しました。
以前よりしっかりした写真と説明にしてみました。
こんな感じでできることをしていきます。
昨日はちょっと風邪っぽかったので野菜とキムチのラーメンとビール。
我ながらおいしい。
チャーシューは以前はおしりの肉を使っていたのですが、あばら骨周りの肉に変えたら、とろける系のチャーシューになってくれて超うまい。