フィリピン・イロイロにある田舎町、サンタバーバラにて日本食カフェをしながらぎりぎり食いつないでいるTakaです。
フィリピン全体の経済のことはわかりませんが、私が住んでいるイロイロの景気は死んでます。
JennyとKezza
今私は、28歳Jennyと19歳のKezzaと楽しく暮らせています。
この女性がJennyです。28歳で料理の技術を追求するのが好き。
仕事がよくできて、お客さんがたくさんいても少なくても変わらずに安定して働けます。
そして、Kezzaは19歳、のんびり屋さんの女の子で仕事はゆっくり覚えるタイプ。
いつも彼氏が浮気しないか心配しています。
私はそんな彼女たちと一緒に居られて幸せです。
ちなみに二人は親戚で隣同士で暮らしていますが、フィリピンでお店をする上ではラッキーだったと思います。
どうしてかというと、ほぼ100%お互いを裏切ることはないからです。
私がこの国に3年超住んでわかったことの一つは、外国人だろうが、友達だろうが、この人たちは条件が整えば嘘をつくし、平気で裏切ることが十分にありえる、ということです。
ただし、家族・親戚は裏切ることが余りありません。
なぜかというと自分にとってその後相当不利なことになるからです。
今は売り上げは少ないですが、私のお店のお給料が彼女たちの生活の足しになり、暮らしていけることを願います。
余計なことをするこっちの人
昨日、となりのチキン屋さんの夫婦と、そのチキン屋の改装をしている大工さん達と一緒にお酒を飲みました。
以前の私だったら大工さん連中とは絶対にお酒は飲まなかったと思います。
ですが、今の私は彼らの言語を学ぶ意欲がありますし、害がない外国人だということをアピールするためにも一緒に時間を過ごすことを選びました。
不景気だからなおさら敵を作らない暮らしをする必要がありますからね。
そこで出てきた話。

「売り上げちょっとくらいポケットに入れてもTakaは気づかないんじゃない?」って話したことあるんだよ。


Takaはいつもよくしてくれてるから裏切るようなことは絶対にしたくないんだってさ。
わかったよ、あんがとね。

なんというか、嬉しかったって話。
私は彼女らに対して特別いいお給料を渡しているわけではありませんが、私がずっとこれまでしてきたことを彼女たちは理解を示してくれているのかな。
景気はよくなりませんね
フィリピンの経済状況というというか、私が住んでいるイロイロの経済状況は、
たびたび伝えていますが間違いなく極めてよくありません。
半径100メートル以内の同じ通りにある近所のお店は、今年に入ってからすでに3件がつぶれてしまいました。
ただでさえ市内の5分の1程度の人口しかいないこの田舎町で、私がいまだにぐだぐだ生きていけているのは本当にラッキーだと思います。
ここに滞在するのが目的ならの話ですが。
セブで数日待機しなければならない私の友人からは、マンダウエはとても活気があり、イロイロとは全然違う、との話を伺いました。
セブはまだ元気があるのかもしれませんが、イロイロは違います。
ましてや、私の住んでいるサンタバーバラのような田舎は本当にひどい状況です。
全国チェーンの隣のチキン屋”Chooks to go”も、売り上げは6割減となっています。
Takotakoさんは毎日のようにFBに投稿していますが、私のお店同様にたくさんのお客はいないようです。
たまにお店の前を横切る限り見る限りですが、購入している人はそんなにいない。
Josieのパクリ店に関しては、彼女は一生懸命にお店の知名度を上げるために相互フォローを世界中の人にむけてお願いしているのを人伝いで見ました。
だから彼女のお店のFBはメニューすらないのに、なぜか南アフリカの人が「いいね!」していました。
そんなことするなら味の追求をすればいいのに。
私のお店に来るお客から「彼女のたこ焼きはおいしくない」という報告が10件以上すでに入りました。
私はてっきり私のレシピの完全コピーをすると思っていたのですが、そうではなく、アレンジをしてしまったのでしょうか。
あんなに一生懸命に教えたのに、彼女は本当に何も聞いていなかったんだなぁ。
やれやれ。
この日はハンバーグを作りました。
1kgあたり550円の豚肉、10円のパンを使ってパン粉を作り、玉ねぎもこんがり炒めて、牛乳をいれて焼き上げます。
中までしっかり火を通すには途中で水を入れて蒸し焼きにするといいと調べてみたらでてきたのでその通りに。
彼女たちも喜んでくれました。
こういう日々が続きます。