2020年を振り返る。大変な一年だったと思っていたけれど…

フィリピンでビジネス|運営・改善

フィリピン・イロイロ州の田舎町、サンタバーバラで、ラーメン・たこ焼き・餃子のお店を営んでいるTakaです。

気が付けば、2020年も残り1週間となりました。

この一年を振り返ってみると、「本当にいろいろあったな」と思います。

ただ改めて整理してみると、自分では波乱万丈だったように感じていたものの、一つひとつを並べてみれば、地道な積み重ねの一年だったのかもしれません。

2020年を振り返る

1月

弁護士と何度も打ち合わせを重ねながら、以前勤めていた語学学校のオーナーとの問題解決に向けて動いていました。

2月

サンタバーバラの高校で、たこ焼きを販売。

たくさんの高校生が買いに来てくれて、本当に楽しい時間でした。

そして、長い間抱えていた問題だったパスポートも無事に取り戻すことができました。

ようやく一つ大きな問題が解決した瞬間でした。

3月

新型コロナウイルスの影響でロックダウンが始まり、ほとんど外へ出られない生活に。

時間だけはたくさんあったので、自家製のお酒作りにも挑戦しました。

いろいろ試した結果、ブドウジュースから作るワインもどきが一番美味しかったのを覚えています。

4月

ロックダウンは継続。

そんな中でも、週に1-2回ほどJosieと昼食を食べながら、少しずつお店の準備を進めていました。

5月

コロナ禍の真っ最中でしたが、思い切ってMUSHINをオープン。

最初は小さなたこ焼き屋としてスタートしました。

6月

少しずつメニューを増やし、お店らしい形になってきました。

7月

オープニングスタッフだったJadeとは、一緒に働き続けることが難しいと判断し、お店を離れてもらいました。

その代わりに、新しくJennyが仲間に加わり、お店に新しい雰囲気が生まれました。

8月

語学学校のオーナーとの最後の問題も、弁護士を通して解決。

納得できる金額まで減額交渉を行い、支払いを終えました。

ようやく過去との縁を切ることができた出来事です。

9月

忙しい時間帯を手伝ってもらうため、Kezzaを採用。

期間限定の約束だったため、約1か月で契約を終えました。

10月

毎日仕事に追われ、特別な出来事はあまりありませんでした。

振り返ると、それだけお店に集中していた一か月だったのだと思います。

11月

唯一の日本人の友人が近くへ引っ越してきました。

日本語で気軽に話せる相手がいるだけで、精神的にずいぶん助けられました。

一緒にお酒を飲む時間も増えました。

12月

スタッフのみんなが休日のお出かけを企画してくれました。

普段は仕事ばかりの私にとって、とても嬉しいプレゼントでした。

そして、この月にはアパートも引っ越しました。

セキュリティガードによる窃盗被害と、その後のオーナーの対応に納得できなかったことが理由です。

今では安心して暮らせる環境を手に入れることができました。

少しずつお店は良くなった

この一年を振り返ると、毎日売上ばかり気にしていた気がします。

数字を見て一喜一憂し、不安になり、また翌日も数字を見る。

そんな毎日でした。

それでも、お店は少しずつ前進しました。

ガスコンロを購入し、換気用のファンを取り付け、電気配線を整え、隣のお店との仕切りを作る。

派手な変化ではありませんが、一つずつ改善を積み重ねてきました。

料理のクオリティも、オープン当初とは比べものにならないほど良くなっています。

人との関わり方も学んだ一年

今年は、スタッフのJosieとも何度か衝突しました。

最初は遅刻や仕事の進め方について、その都度注意していました。

しかし、それではお互いに嫌な気持ちになるだけでした。

最終的にたどり着いたのは、

「頭ごなしに注意するのではなく、自分で気付いてもらう。」

という関わり方です。

考えてみれば、これは日本で障がい者支援の仕事をしていた頃と同じ考え方でした。

人は叱られて変わるよりも、自分で気付いた時の方が成長する。

そんなことを、フィリピンでも改めて学ばせてもらいました。

一つの約束を守れた

今年、自分の中で決めていた目標の一つがあります。

それは、どんなに売上が厳しくても、Josieには約束した給料をきちんと払い続けることでした。

ありがたいことに、その約束は一度も途切れることなく守ることができました。

最近になって、彼女も自分が恵まれた環境で働いていることを少しずつ理解してくれているように感じます。

同級生の多くは6か月契約で働き、契約終了とともに仕事を失いました。

フィリピンでは、6か月を超えて雇用すると正社員として扱われ、会社側の負担が増えるため、多くの企業がそこで契約を終了します。

その点、私のお店は良くも悪くも小さな個人経営です。

だからこそ、継続して働いてもらうことができています。

2021年はどんな一年になるだろう

2021年も、新しい目標を立てて挑戦を続けていきたいと思います。

もちろん、不安はあります。

コロナがどうなるのか、まだ誰にも分かりません。

そんな中でも、一つ明るいニュースがありました。

フィリピンでは、就労ビザ(9Gビザ)保有者の入国が再開されました。

これまで永住権保持者や一部の外国人に限られていた入国が、少しずつ緩和され始めています。

この流れが続けば、次はいよいよ観光ビザの再開でしょう。

その日が来れば、私のような外国人も以前のように自由にフィリピンを行き来できるようになるかもしれません。

もちろん感染拡大への心配はあります。

それでも、少しずつ前へ進んでいることを感じられた一年の終わりでした。

2021年も、一歩ずつ前へ進んでいこうと思います。

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