フィリピン・イロイロでたこ焼き屋を始めて、少しずつ生活にも変化が出てきました。
学校での平日午後限定の販売は、どうにか軌道に乗り始めています。
以前のように貯金を切り崩しながら生活する日々ではなくなり、贅沢さえしなければ少しずつ貯金もできるようになりました。
とはいえ、まだ安心はできません。
3月末から学校は約2か月間の休みに入りますし、営業できるのは午後だけ。
収入源としては、まだまだ不安定な状況です。
そんな中、今回は営業を続けるために必要な手続きをしてきました。
ヘルスカードとサニタリーパーミット

私が販売している場所は、サンタバーバラ・ナショナルハイスクールの売店の一角です。
ただし、書類上は私が経営者ではありません。
Josieがたこ焼きを販売し、私はたまにボランティアとして手伝っている、という扱いになっています。
そのため、「自分には特に手続きは必要ないだろう」と思っていたのですが、念のため私も取得してほしいと言われました。
向かったのは町のヘルスセンターです。
ヘルスカードとは?

ヘルスカードは、飲食業に携わる人が持っていなければならない健康証明書のようなものです。
「健康診断を受け、飲食業に従事しても問題ありません」
ということを証明するためのカードですね。
まずヘルスセンターへ行くと、
「先に検査を受けて、その結果を持ってきてください」
と言われました。
受ける検査は3つ。
便検査、唾液検査、そして胸部X線検査です。
検体は朝8時までに提出しなければならず、検査場は朝6時から営業。
翌朝もう一度訪問し、必要な検査を終わらせました。
その翌日、結果を受け取り、375ペソ、日本円で約800円を支払います。
そして、その結果を持って再びヘルスセンターへ。
「これで無事に終わってくれ!」
そんな気持ちで向かいました。
個性が強すぎるおばさん
ヘルスセンターでは、一つの部屋へ案内されました。
ノックをして入ると、中では一人のおばさんが食事中。
すると私を見るなり、
「あなたは何をしている人?」
「どうしてヘルスカードが必要なの?」
と質問攻めです。
でも、この展開はある程度予想していました。
私は学校で販売している様子の写真や、たこ焼きの写真を見せながら説明します。
すると、おばさんも納得したようで、さっきまでの警戒した表情が一変。
今度は自分の家族の写真を見せ始めました。
これはチャンスだと思い、少しオーバーなくらいリアクションをすると、とても喜んでくれます。
そして、まさかの展開。
「一緒に食べなさい。」
そう言って、自分の食事を分けてくれました。
初対面なのに、一緒に昼ご飯です。

最後は記念写真まで撮ることに。

フィリピンらしい、人との距離の近さを改めて感じた一日でした。
そんなこんなで、無事にヘルスカードとサニタリーパーミットの両方を取得。
これで安心して、たこ焼きの販売を続けることができます。


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