フィリピンのイロイロにある田舎町、サンタバーバラにてMushin Japanese Cafeを経営しながら日本語講師として生活しているTakaです。
Rhaneさんの娘さんと一定期間暮らすことになりました。
Rhaneさんには娘さんがいる
Rhaneさんには娘さんがいます。
現在8歳。
Rhaneさんの昔のパートナーはすでに死亡しています。
その後、よくある経済的な事情で彼女が外国で働いている間、Rhaneさんの妹さんが専業主婦ということもあり、娘の面倒をみてくれていました。
生みの親はRhaneさん、育ての親は妹、そんな感じです。
この国では本人が子どもを育てないことも珍しくもありません。
今回、夏休みということもあり、娘さんは私の部屋で生活することになったのです。
文化の違いじゃないと思うんだけど
初めてうちに来た日、Rhaneさんにあいさつするように言われる彼女。
なかなか挨拶ができませんが、どうにか「Hello」ということができました。
ですが、この8歳の女の子が私の目から見て、どうにもよろしくないのです。
・朝七時ごろ起きたら、Rhaneさんのスマホでずっと動画を見る。
・Rhaneさんが仕事の時間になると、私がRhaneさん家族にあげた5年前のパソコンを使ってひたすら動画を見る。
・まったく家の手伝いをしない。
・まったく勉強をしない。
・挨拶をしない、ありがとうを言わない。
・主な一日の時間の使い方は動画視聴、動画を見て歌う、動画をみて踊る、のみ。
そして次の日。
家の手伝いしたか?
勉強したか?
新人スタッフに聞く私。
この新人スタッフは少しずつ仕事ができるようになってきたものの、まだまだ修行中です。
Rhaneさんいわく
「Takaの雰囲気に完全に怖がっている」
「仕事の改善の指摘にプレッシャーを感じている」
だそうです。
こわがってるのは相手の勝手だけど、お金もらっている以上パフォーマンス発揮してくれいと困るんで。
どうぞこわがってください。
勉強もしていないです。
なるほど。
彼らの層では勉強をしないのが当たり前だったらしいです。
後にまわすか・・・。
あいさつは基本だと思うんですが
次に気になったことは、あいさつです。
Rhaneさんの娘は、朝起きたときにあいさつをしない。
私が何か手伝ってもありがとうと言わない。
小さいミスや指摘に対して、ごめんなさいと言わない。
いくら俺の子供ではないとはいえ、俺の家で過ごす以上、それは見過ごせないなー。
私は店のスタッフにいつも伝えているのは
・わたしにも客にもいつも挨拶をすること
・ありがとうということ
・ごめんなさいということ
これができないスタッフは3回目まで注意して、それができないようなら、私はほとんどスタッフと話をしなくなります。
ありがとういわないよね。
文化は違うだろうけどあまりに日本の8歳と違っておどろいたわ。
じゃああの子に帰れっていうの!?
帰ればいい。
嫌なら住まなければいいだけ。Rhaneさんも店のスタッフも同じ。
まずは挨拶。
Rhaneさん起きたら俺にいつも
「Good morning」って言うでしょ?
「ありがとう」っていうし、
悪いことしたら
「ごめんなさい」っていうよね。
まぁ、スタッフにも俺はそうするように伝えているけど、それって年齢関係ないよね。
一緒に勉強していくのがいいと思う。
そうかもね。
私の精神衛生を保つためにも、ちょっと様子を見ながら続けてみます。
しがらみが嫌だからフィリピンで裸の王様しながら好き勝手に生活しているのに、結局、しがらみができていくことが少しきつい。
私は社会不適合で利己的だなー、と改めて思いました。