フィリピンがコロナで完全Lock downとなり、不便な生活が続きます。
交通機関が極端に減り、レストランは強制閉店。
ショッピングモールも閉店。
せめてお酒でも飲んでYouTubeでも見るか、と思いきや、お酒の販売、購入も不可となりました。
そこで仕方ないので自分でお酒を造ることにした私です。
前回はこちら
ジュースがお酒に変身するため発酵してくれました
朝起きてリンゴジュース入りのボトルを確認すると、ポコポコと泡が立っていました。
匂いをかぐと、アルコールの匂いがします。
これは素晴らしい!!
このままうまくいくことを願います。
実は昨日、マーケットでマンゴーを購入していたのですが、それもお酒になればと思い、仕込みをしていたのです。
そちらを確認してみると、同様にシュワシュワと気泡が。
これに味を占めた私はスーパーに行き、ペットボトルの水とパインジュースを購入しました。
もちろん、同様にお酒になるための作業を行います。
しめしめ。
これで炭酸が発生しなくなれば発酵が完了。
きっとおいしいお酒が飲めるはずです。
どんなにしんどい状況とは言え、このネガティブな状況の中を少しでも楽しまなくちゃ。
Josieのメッセージに変化がありました
Josieから連絡があったので見てみると、文体がマイルドになっていました。
私に対するお願い事が記されていたのですが、
これまでの
「私が悪いんじゃない」
「教えて(彼女が調べもしないで)」
「自分で調べな(私は知る必要ない情報)」
みたいな生意気な文章だったのものが、
「この状況でも働くために必要な書類を一緒に集めてきたけど、少し様子を見てもいいですか?」
「乗り物が一切なくなる噂を聞いたから、まずは無理せずに、状況を観察したいの」
というように非常にマイルドになっていました。
昨日一緒に丁寧に話し合いをしたときに、私と他のフィリピン人の友人とのメッセージのやり取りを見せながら、
「彼は私よりも10歳以上年上だけど敬語だよね。」
「彼女も私よりも10歳以上年上だけど敬語だよね。」
「どうしてかっていうと、私にお願いをしているからだよ。
私は彼らの相手を尊敬する姿勢が好きだし、これが大人のやり取りだと思っているんだ」
「Josieのメッセージを読むと、お願いなのに命令口調だよね。」
「申し訳ないけれども、読んだ時に生意気な印象を持ったよ」
「けど、そんな気持ちがJosieにないのは、話をしてわかったよ」
「じゃぁ、今後はどんな風にメッセージを俺に送るのか、聞かせてもらえないかな。」
こんな感じでゆっくり、ゆっく理解を深める会話を行ったことの効果がでたようです。
日本でカウンセリングの勉強を10年くらいしていた甲斐があった。
「丁寧なメールをありがとう。
明日マーケットに行くみたいだけれども、もしよかったら手作りのお酒を少しもっていかないかい?」
なんてメッセージを送ると、彼女からたいそう喜んだ返事が送られてきました。
よかった。
彼女も少しでも気分が紛れるといいな。
そして、私自身も彼女が指摘してくれたポイントをしっかり受け止めて改善しないと。
私はフィリピンで生きているんだし。
手作りのお酒を飲んでみました
まだ発酵していたのですが、泡の量を見る限りある程度の発酵はすでに完了した感じですし、待ちきれなかったので飲んでみました。
おいしい!
なんというか、フルーツワインのような味。
アップルジュースを使っているので当たり前なのですが。
これで、たとえどんなにお酒を購入することが禁止されても、フィリピン内である程度は楽しくお酒を飲むことができそうです。
Quarantine passをゲットしました
これは検疫パスです。
マーケット、スーパーで買い物をするときにはこれを示して、マスクをし、アルコール除菌をしないと通行不可になりました。
また、持ち帰りオンリーですが、食べ物の販売ができます。
入手方法はいたって簡単。
ただ町内の管理オフィス(バランガイオフィス)に行き、申請するだけ。
無料です。
制度のために目的が失われていますね。
当初の目的である検疫とはなんぞそれ。
私がオフィスに行ったときに知らないそこのスタッフの人たち数名から「Takoyaki!!」と呼んでもらえました。
しめしめ。
もちろん私はたこやきを販売したいことを伝え、許可をもらうことができました。
これで正式にたこ焼きの持ち帰り青空販売ができます。
ですが課題は、そもそもコロナの影響で人が出歩かないこと、午後5時以降は交通の便がなくなることです。
とりあえず政府の対応もコロコロ変わる国なので、販売条件だけは整えておかないと。