2021年になりました。
新しい年になったので気持ちを切り替えてまたできることをやっていきます。
去年はとにかく、
「某語学学校のオーナーとの問題を終わらせる」
「Josieにお店を始めてもらい、どうにか私の生活費を捻出する」
ということでいっぱいいっぱいでしたので、結果としては二つとも達成できてなによりでした。
ということで今年はもう少し踏み込んだ目標設定をします。
1.Josieと仲良く過ごす
2.お店で毎日5000ペソ以上を売り上げる
3.お店以外にも新しい収入源を作る
こんな感じかな。
Contents
よく食べて飲んでました
大みそかとお正月を使って、唯一の日本人の友達と一緒に午前中からお酒を飲みつついろんな食べ物を食べることにチャレンジしてみました。
今回私の中でヒットだったのは、お寿司とお刺身です。
マーケットでよくわからない魚やエビをお寿司やお刺身として食べたのですが、そこそこおいしかったです。
サバは友達がしめさばにしてくれたのでそれをいただきましたが相当よかった。
腹痛に襲われることもなかったのはただの幸運だったのかもしれません。
アニサキスはいなかったのかな。
いつも食べることはできませんが、間違いなく食べ物の楽しみの幅が広がりました。
ローカルに目を向けてラーメンを販売する
私のお店はたこ焼き100ペソ、ラーメン130ペソと間違いなくフィリピンで一番といえるほど安い値段で提供しているのですが、それでもラーメンが思っているほどよく売れません。
食べた人は「おいしかった」と話しているのに、売れない。
それには理由があるようです。
1.サンタバーバラの貧民・平民にとっては一食130ペソが高い
「フィリピンヌードルのバッチョイは60-75ペソだ、なんでそんなに高いんだ?」と言い出す現地民もいるくらいです。
市内のラーメン屋は200ペソ以上すると話をしても、そもそも市内に行くことがないし、ラーメン屋などには死ぬまで縁がないような所得の人です。
ましてはラーメンのことすら知りません。
そんな人からしたら、私の130ペソのラーメンは高いようです。
そんな感じの人が結構な割合で来たりします。
2.ラーメンを知らない田舎層からしたら量が多い
また、ラーメンを頼んでも全部食べない人も結構います。
普通のラーメンなのに何でだ?と思いましたが、これも理由がわかり納得。
ラーメンを知らない彼らはフィリピンラーメンのバッチョイの量を基準に考えているようで、ラーメンはバッチョイの2倍の量があります。
そのため彼らからしたら、私のラーメンはバッチョイ1杯の2倍の量があるため食べられないという理屈です。
市内からお客が来てくれた時は普通にラーメンを一杯食べてくれるのですが、地元民はなかなか食べられない。
おそらく市内から来てくれる人はお金がある程度ある人たちなので、すでにラーメンを食べる経験を何度かしているために、量についての理解ができていると思われます。
そこで私が考えた案は、
ハーフサイズを70ペソで販売するということです。
メニューにはハーフをバッチョイサイズとでも名前を付けて、ノーマルサイズをレギュラーサイズとして販売するか迷いましたが、結局はバッチョイと差別化するためにレギュラーとハーフで呼び方を変えてみました。
これでうまくいけば、お金がある市内から来るお客は130ペソのラーメンを食べて、サンタバーバラに住む大多数の貧困層は、70ペソのラーメンを食べてもらうことができるかもしれません。
値段を下げているように見えるけれども、実際は半額よりも少し高いことから利益はしっかりとれることになっています。
私の店から200メートルくらい離れたところにある貧困層向けのバッチョイ屋があるのですが、そこで下流~中下流の人たちが毎日食事しているのを見ていたら、最初は気にならなかったのですが、最近はあの層もどうにかして取り込みたいと思ってしまったんですね。
ロックダウン明けのお祭りムードの時にはイロイロ市内から中心に、1日20~30以上のラーメンが出ていたのですが、今はコロナの状況も深刻になり、市内からの顧客はあまり期待できない状況です。
サンタバーバラに住んでいるひと月の平均所得が7000-9000ペソ程度の低所得層の人を取り込むには、この方法が現実的です。
ですが、顧客の質が下がり、ストレスになりやすいような顧客が来ないことを願います。
味は言い訳だから、70ペソならさすがに食べるだろ。
焼きそばをもっと知ってもらいたい
焼きそばは、スタッフの女の子たちみんなが好きなメニューです。
ですが、通常のお客はなかなか注文をしてくれません。
これも理由はわかりました。
フィリピンの焼きそば、パンシットカントンと比べてしまって高く感じてしまうそうです。
今は110ペソで販売しているのですが、それでも高いとはなんぞや、って感じですが、田舎に住んでいる以上、そこにも目を向けないといけません。
そこで今回考えたのは、
①現状販売している量は1.5人前くらいで110ペソで販売ているので、麺だけ増やして2人前で110ペソで販売し、1人前を60ペソで販売する方法
②1人前の焼きそば+たこ焼き4つで100ペソで売る方法
この二つを取り入れて、焼きそばの販売促進を狙います。
小銭をこちゃこちゃすることを続けても意味があんまりないのはわかるんですが、まだできることがあるうちは工夫をしながらどうにかこうにかやっていきたいと考えてしまう私です。