フィリピンにおける基本的な移動手段を紹介します。最初はタクシーでの移動が中心となるかもしれませんが、他の移動手段も特徴があって面白いですよ。
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徒歩
慣れないうちは歩いて自分のテリトリー内を歩くのもいいかと思います。グーグルマップ片手に歩きながら周囲の地域のことを知るのはなかなか楽しいものです。
とにかく暑いので、強い日差しから自分を守ることを忘れないようにして移動することをお勧めします。
特に日差しが強くなりやすいようです。雨季には突然豪雨になることも珍しくありません。携帯できる軽めの傘があると本当に重宝しますよ。
ジプニー
庶民を代表する乗り物がジプニーです。バスに似ていて、たくさんのお客さんを同時に運ぶことができます。生活に慣れてきたら、ジプニーでの移動が中心になっていく人が多いと思われます。私はいつも移動はジプニーでした。
雨が降ったら窓はビニールで防ぐんですよね。中はとってもジメジメしますが濡れるよりはまだマシといったところです。
目的地の確認
ジプニーに乗るときに確認することは、どこに向かって進むのかということです。
路線バスと同じように、すべてのジプニーには路線があります。日本との違いはその路線図が記載されていないということくらいで、基本的には似たようなものです。
どこに進むのかということは、ジプニーを見たらわかります。画像のジプニーの側面に長々と文字が書いてあるのがわかると思いますが、地域名を表しています。
地名を確認したらグーグルマップで確認し、自分の行きたいところかどうかを確認しましょう。最初はめんどうだと思うかもしれませんが、慣れたら地名を見ただけで乗るか見送るかがわかるようになります。
乗り方
ジプニーの後ろは乗り降り口となっていますのでそこから乗り、空いている場所に座りましょう。
混んでいるときは周囲の人と肩が接触することがありますが、隣が異性でも気にする必要はそれほどありません。誰もが仕方のないものという認識です。
それよりも貴重品を守る意識だけは忘れないようにしてください。
お金の支払い方
料金は一人7ペソ。日本円にして15円程度です。お金は運転手側の隣の乗客に渡します。渡すときには「バヤードッ」と言いましょう。
ピッタリのお金がなくてもお釣りが戻ってきますが、大きな金額だとお釣りが払えないというのがフィリピンの人の認識です。
20ペソ紙幣かコインで支払えばトラブルになることはありません。
降り方
目的の場所に着いたら「ルガーラン」とか「サルーガン」とか言えば車が止まります。降車しましょう。
トライシクル
私はあまり乗らなかったのですがこんな乗り物もあります。自転車バージョンとバイクバージョンがあります。セブはバイクバージョンが多い印象でした。
利点は荷物を載せることができることです。たくさんの買い物をした人が利用することが多いように感じられました。
低い位置で座るため自然と視点が低くなり、疾走感があるのが特徴です。自転車をこいでいる人は汗だくですけどね。
乗車と交渉
運転手を見つけたら手を挙げて合図を出すと来てくれます。
その後は自分の目的地を伝えて金額の交渉をします。私が乗った感覚だとタクシーよりは安いという印象です。コミュニケーションが苦手な人は避けた方がいいかもしれませんね。
支払い
やはり大きな金額での支払いは避けるのが賢明です。
100ペソでの支払いに懸念されたことがあったことから、50ペソ紙幣で支払えばトラブルになることはなさそうです。
タクシー
最も快適なのがタクシーです。車内はクーラーが効いているので外気温が33度だろうが車内は気持ちがいいものです。最初のうちはお金が少しかかりますが、タクシーでの移動が確実で安全かもしれません。
乗り方
タクシーを捕まえる方法は日本と同じです。近づいてくるタクシーに手を挙げるだけです。ドアが開くので乗り込みましょう。
行き先の伝え方
「Can you take me + 目的地 ?」で十分に伝わります。
それすら伝えるのが怪しいと思うならば、単純に「目的地」だけを伝えても相手は理解してくれます。
料金
初乗りは40ペソです。日本円にして約90円程度。1時間乗車して支払う金額はだいたい600ペソ(1300円くらい)程度でしょうか。
日本感覚だと相当安く感じますが、フィリピンの滞在日数に比例して、私はタクシーが高い乗り物に感じるようになりました。慣れていくんでしょうね。
支払い
1,000ペソ紙幣で支払うことはできないものだと思っていた方が、トラブルは少ないはずです。
お釣りを支払うことができないタクシー運転手を悪く思っても仕方ありません。それが当たり前なのですから。
支払金額が100~200ペソ程度だと、500ペソ紙幣が使えないことだってあります。タクシーに関しては私は100ペソ札を使って支払うことが多いです。
まとめ
それぞれの楽しさがあるので、いろいろ挑戦してみるのはいかがでしょうか。注意するポイントは大きなお金で支払わないということです。
日本ではお釣りがないということはあまり見かけませんがフィリピンにおいては日常的に起きることです。特に1,000ペソ紙幣は使うことができない場所が多くあります。
1,000ペソ紙幣はできるだけSMシティなどのショッピングモール内で崩してしまうことをお勧めします。