フィリピン・イロイロにある田舎町、サンタバーバラにてたこ焼き、ラーメン、餃子などを販売しながらどうにか食いつないでいるTakaです。
今回は窃盗に合った件からの進展があったのでその後についてです。
窃盗事件のその後
まず、窃盗に関してはこちらです。
要約すると、アパートのセキュリティガードが毎晩のように合いカギを使い私の部屋に侵入し、窃盗を行っていたことが発覚しました。
証拠をビデオに収め、管理者に送信、1週間以内に警察に訴えることを伝えると相手方が私に激怒。
「Takaはこっちの事情を全く分かっていない、相手を尊重できないやつだ」というレッテルを貼られてしまいました。
私は打ち合わせの結果を教えるように伝えていたし、盗まれたお金の補償についても質問していたのですが、相手からは
こっちで打ち合わせするから
その後、ある日突然セキュリティがいなくなり、代わりのフィリピン人がセキュリティとして来ました。
管理者たちからは待ったく連絡がないまま3週間目に突入。
そんなある日。
管理者の一人がMUSHINに来ました
彼女はTakaが連絡をしてこないから怒っているよ。
俺はとっくにあなたにも女性管理者にも連絡をしてるよ。
あなた達が「待ってて」って返事してるよ。
ハイ、これ履歴。
この人何言ってるんだろう。
さんざん私の悪口で盛り上がっておいて、「俺の問題じゃないから」とは…。
もう少し賢い人だと思っていたのですが。
他に安全なアパートがあればいいけど、俺らから離れると誰もTakaを守ってくれないよ。
いまだにCCTVないし、同じ問題おこる可能性高いよね。
俺の盗まれたお金に対する補償はどうなったの?
どうせそういうと思っていたわ。
んで、俺が失礼な態度をとったという理由で非があるんだったよね。
君たちが問題に対して、どういう視点でどう取り組むのか、マネージメントスキルを知ることができたから本当に感謝しているんだよ。
毎日の売り上げは少ないけれども、従業員にお給料を払えるんだよ。
理由はあなたが雇った窃盗犯がいなくなったからだよ。
けど、原因は100%あのセキュリティと、そんな彼を雇った君たちマネージメントだよね。
俺はこのことに介入する権利はないんだし。
そしたら俺はもう行くね。
スタコラサッサー
女性管理者と話をしました
今のセキュリティの方がたぶんましでしょ。
代わりを見つけるのが本当に大変だったんだよね。
それに仕事なくて暇なくせにお金作る方法なくて嘆いていたじゃん。
そしたらお店のことも明るみになってなんで働いてるの?ってなるでしょ。
覚えてる?
あなた方が雇っていた日雇いの電気工事士の一人が俺の携帯電話盗んだでしょ?
今のイロイロ市長が働いていた弁護士事務所の弁護士だからこの辺で1番力強いよ。
俺の立場はガールフレンドの会社のために料理の方法を教えているだけで働いてない。
私たちはあなたを守ってあげたのよ。
また責任の擦り付け合いによる逃避か。
学ばない人たちだな…
と思っていたけれども、そんなことも一切期待できないな。
もう面倒だから終わらせるか。
全部払うよー。
わかったわ。
領収書ありがと。
そしたらね。
お金がないと人は変わる
私は彼らから私の満足度について一切何も聞かれませんでした。
私の視点から彼らをとらえると、犯罪に合った被害者に対して一切の補償をせずに、自分たちだけが満足する方法で解決をした、と考えてしまいます。
ですが、彼らはあまりにお金がなく、とても追い詰められている状態。
相手を思いやる気持ちは全く持てないのでしょう。
家賃25万の家賃を5年契約し、今は住民フルの状態でも家賃収入はたったの13万。
毎月12万円の赤字を作っている状況です。
アパートを借り始めた時は誰も住んでおらず、契約から1年が経過した現在で赤字はすでに200万円を超えていることでしょう。
さらには、初期投資が450万。
来年の7月から外国人に観光ビザが再発給されるでしょうが、日本からの直通便がない上にコロナです。
しかも、まったく外国人エージェントとのつながりがなく、外国人を学校に連れてくるコネはありません。
唯一私がそのコネクションを持っていたのにもかかわらず、自らそれを放棄してしまった彼ら。
コンコルド効果ってこういうことだよな、と再認識する出来事でした。
来月からはアパート引っ越します。
以前は家賃4500ペソ、水道代200ペソ、クーラーなしでしたが、
今後は家賃3000ペソ、水道代無料、クーラー付きです。
さぁ、イロイロありますが、それでも生きるために前に前に進まないと。