フィリピン・イロイロの田舎町、サンタバーバラで「Mushin Japanese Cafe」を経営しているTakaです。
どうにか毎日営業を続けながら生活しています。
今回は、商品を受け取ったまま代金を支払わず連絡も途絶えていた転売希望の男性から、ようやく連絡があり、その後話し合いをした出来事です。
転売希望の男性から連絡が来ました
彼から連絡が来たのは、商品を受け取ってから約10日後のことでした。
私が、
- 約束した期限までに連絡がなければ、警察やバランガイへ相談すること
- 必要があれば本人の情報も提出すること
を伝えていたためです。
私としては、決して厳しくしようと思ったわけではありません。
日本なら、代金を支払わず連絡も途絶えた時点で警察へ相談するケースも珍しくないでしょう。
今回は、
- 最後に一度だけチャンスを与えたかったこと
- 警察だけでは解決しない可能性もあること
- 今後もビジネスとして続けていきたいこと
この3つを考えて、まずは本人と直接話すことを選びました。
結果として、彼は謝罪しながら連絡をしてきました。
事故に遭っていたという説明もありましたが、本当かどうかは私にはわかりません。
ただ、事情がどうであれ、連絡は入れてほしかったというのが正直な気持ちです。
そこで私は、
「まず270ペソを支払ってください。」
「その後で改めて話をしましょう。」
「支払いが確認できたら、この件はそこで終わりにします。」
と伝えました。
実際にはまだ警察やバランガイへ正式な相談はしていませんでしたが、まずは本人が責任を果たすかどうかを見たかったのです。
振り返ると、この件は私にも反省点がありました。
スタッフに対して「後払いのお客さんには商品を渡さない」というルールを明確に伝えていなかったのです。
ルールが曖昧だった以上、私にも改善すべき点がありました。
今後も転売をお願いすること自体は可能ですが、必ず先払いにすることだけは約束してもらいました。
彼にとっても、1回の配達で50ペソほどの利益になる仕事です。
今回の経験をきっかけに、お互い気持ちよく取引できるようになればと思っています。
後日、お店に来てくれました
後日、一人で仕込みをしていると、彼がお店にやって来ました。
昼頃に来ると聞いていたのですが、実際には開店前。
日本なら「約束と違うじゃないか」と言いたくなるところですが、無事に来てくれただけでも前進です。
会うと、事故について説明してくれました。
足首の擦り傷を見せながら、大変だったと話していました。
他にも腕や膝も痛めたと言っていましたが、それ以上は見せようとはしませんでした。
本当のところはわかりませんが、私はそれ以上追及することはしませんでした。
大切なのは、今回のルールを理解してもらうことです。
そこで一言だけ、
“Pay first only from now.”(これからは必ず先払いでお願いします。)
と伝えました。
彼も何度もうなずいていたので、きちんと伝わったと思います。
その日はそのまま帰りましたが、翌日またお店に来てくれました。
「Takoyaki, two.」
そう言って200ペソを支払い、たこ焼きを購入してくれました。
これで今回の件は一区切りです。
トラブルはありましたが、お互いにルールを確認できたことは良かったと思います。
今後も、信用を積み重ねながら仕事ができればと思います。

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