フィリピン、イロイロの中にある田舎町、サンタバーバラにてたこ焼きやラーメンを販売しながらどうにかこうにか生き延びている私。
今回はラッキーなことが起きたので、そのことについての話です。
Contents
不幸があったけれども
はらたつわ。
先日、転売屋が私に対して迷惑行動をとりましたが、とりあえずFBグループの編集者に連絡して事情を説明しました。
自らお金を得るチャンスを放棄する神経が私には理解できませんが、それも一部のフィリピン人の気質なのかもしれません。
彼らは自分がお金がないといいながら、怠惰や浅はかな物事の捉え方によって、結局自らの手で信用とお金を得る機会を喪失しているのです。
語学学校で勤務していた時にも同じような講師が数名いました。
ケースは違いますが根幹はほぼ同様。
関りをもたないように注意が必要ですね。
さらに実は似たような困ったことも起きてしまいました。
ここに置いておくね。
お金はもらったんでしょ?
ならお客の意志だから別にほっといていいか。
後で取りに来た時に払うって言ってたもん。
結果的にはこのざま。
Josieは怒っていましたが、間違いなくこれは彼女のミス。
お店で起こるすべてのミスは私のミスなので今後のためにルール決めが必要です。
当たり前のことなんですが、改めて確認しました。
転売屋の被害は270ペソ、餃子の被害は100ペソ。合計370ペソです。
利益が260ペソ、つまりは600円程度の被害なんですが、260ペソあれば新しい従業員5時間働いてもらえますからねぇ。
そう考えたら、今後は発生してもらいたくない案件ですね。
さてさて。
今回のラッキーな話です。
写真屋さんからの誘い
ある日、私のラーメン、たこ焼きを食べたお客さんから私のFBに連絡が入りました。
話を聞いてみると、どうやら私の提供している食べ物の写真を撮影したいようです。
後日訪問してくれたので、そのときに写真を撮ると思っていたのですが、スタジオで撮影する必要があるとのことでした。
ちょっとどんな人かもわからないし、その人がどんなレベルの写真家なのかもわかりませんが、せっかくのお誘いなので承諾することにしました。
翌週、朝に調理を行って料理を持った状態で市内で待ち合わせをすると、車に乗って彼がさっそうと登場。
スタジオに入るとびっくり。
「ここはフィリピンのイロイロか?」
と思うようなとんでもない設備のスタジオだったのです。
カメラも機材もゴロゴロ。
素人の目の私でもレンズ一つ20万以上するのがわかるようなカメラです。
びっくり。
実は大企業ばかりを相手にしているイラン人のカメラ屋さんでした。
彼が相手にしている企業の動画や画像を見ましたが、フィリピン全国チェーンの会社や、市内でも超有名なお店を相手にしている人でした。
純粋に私の料理が好きだったようで、そのために写真を無料で撮りたいと思ってくれたようです。
こんな4000ペソの家賃、100ペソの餃子、たこやき、130ペソのラーメンなのに。
彼らの靴はスニーカーや革靴。
対して私の履いている靴は150ペソ、クロックスのパチモンのcrossとかいう靴。しかもかかとが破れています。
ギャップが…。
写真撮影はどんどん進みます。
餃子とラーメンとたこ焼きを撮影するのに3時間。
詳しいことはわかりませんが、本気で写真が好きな人たちなんでしょうね。
Josieは私が誘拐されたのではないかと心配してくれましたが、撮影風景の画像を送信して納得してくれました。
週末には写真が送られましたが、これがとんでもないレベルの写真。
わたしのラーメンと餃子ではないみたいです。
ラーメンはすでに伸びているのですが、それでもなんかすごく見える。
たこ焼きもこの通り。
プロってすごいな。
この画像に影響されてきてくれたお客ががっかりしないようなおいしい料理を提供していけるように改めに気を引き締めていこうと決めた私です。