フィリピン・イロイロの田舎町、サンタバーバラで、たこ焼きを中心にラーメンや餃子を販売しながら生活しているTakaです。
お店を始めてしばらく経ちましたが、最近になって「お客さんがメニューをあまり見ていない」ということに気が付きました。
そこで今回は、メニューをもっと分かりやすくするために行った工夫について紹介します。
前回はこちら

大きなメニューを作ってみる
ある日、こんなことが続きました。
「たこ焼きはいくらですか?」
「飲み物はありますか?」
たこ焼きの値段もメニューも表示しているのに、同じ質問を何度も受けます。
最初は不思議でした。
以前、市内でカフェを営業していたときは、多くのお客さんが最初にメニューを開いてから注文していたからです。
ところが、ここサンタバーバラでは少し様子が違いました。
Josieからも、
「Taka、お客さんはメニューを見てないよ。」
と言われ、ようやく気付きます。
それなら、「メニューを開いてもらう」ことを期待するのではなく、見なくても分かる仕組みを作ればいい。
そう考えました。
ターポリンでメニューを大きく表示

そこで、大きなターポリンを作り、飲み物と食べ物を写真付きで表示することにしました。
飲み物は一目で種類と価格が分かるように。
価格も近隣のお店と同じくらいに設定しています。

食べ物についても、写真を大きく載せました。
海外へ行ったとき、写真を指差して注文した経験を思い出し、「これなら言葉が分からなくても注文しやすい」と考えたからです。
これで、お店の前を通るだけでも、
「ラーメンもあるんだ。」
「餃子もあるんだ。」
と気付いてもらえるようになればと思っています。
実際にどれくらい効果が出るのか、しばらく様子を見ていく予定です。
お店が少しずつ仕組みで回り始める
最近、もう一つ意識していることがあります。
それは、私がいなくても仕事が進む仕組みを作ることです。
以前は、私自身がほとんどの作業を担当していました。
その結果、体力的な負担もかなり大きくなっていました。
今はできるだけ役割分担を意識しています。
例えば、
- スタッフと二人の日は、スタッフがたこ焼き、私は調理を担当
- 三人体制の日は、Josieが調理、もう一人のスタッフがたこ焼きを担当
- 私は仕込みや買い出し、在庫管理、マニュアル作成、備品の準備など、お店全体がスムーズに動くための仕事を進める
という形です。
もちろん、細かな作業はまだたくさんあります。
それでも、「自分しかできない仕事」と「誰でもできる仕事」を分けるようになったことで、以前よりずっと効率的に働けるようになりました。
少しずつ理想のお店へ
以前のカフェでは、とにかく私自身が働き続ける毎日でした。
今は営業時間こそ短くなりましたが、売り上げは以前と同じくらい、あるいはそれ以上の日も増えてきています。
経営者として目指したいのは、「自分が頑張り続けないと回らないお店」ではなく、「仕組みで回るお店」です。
まだ理想には遠いですが、少しずつその形に近づいているように感じています。
とはいえ、ここは田舎町。
曜日や天気によって人通りが大きく変わるため、毎日「今日はどうだろう」とドキドキしながら営業しています。
そんな不安も含めて、この町で商売を続ける面白さなのかもしれません。


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