ロックダウン中でもできることを探す
フィリピンでは新型コロナウイルスの感染拡大により、厳しいロックダウン(都市封鎖)が実施されました。
コンビニや市場、スーパーマーケットなど生活に必要なお店を除き、多くの店舗は営業停止。公共交通機関も大幅に制限され、人々は不要不急の外出を控える生活を送っていました。
そんな状況の中で、「今、自分にできることは何か」を考えて行動してみることにしました。
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テイクアウトメニューを始めてみる

店内営業はできませんが、調べてみるとテイクアウト販売は可能だと分かりました。
実際に注文が入るかどうかは分かりません。それでも、何もしなければ何も始まりません。
ロックダウン中は自宅で過ごす時間が増えたこともあり、以前カフェで提供していた料理を久しぶりに作っていました。
焼きそば。
そして、とんこつ風ラーメン。
どちらも久しぶりに作りましたが、なかなか良い出来です。
時間だけは十分にあったので、ブラウザで使えるデザインソフトを使い、テイクアウト用のメニューも作成しました。
写真付きのメニューをFacebookに投稿し、注文を受け付けることに。
価格設定にもこだわりました。
当時、多くの日本食レストランではラーメン一杯が200ペソ以上することも珍しくありませんでしたが、私は120〜130ペソ程度で提供することにしました。
少しでも気軽に注文してもらえればと思い、他のメニューもできるだけ手頃な価格に設定しています。
Facebookに投稿してみた結果

投稿すると、予想よりも早く何件かお問い合わせをいただくことができました。
「こんな状況でも、日本食を食べたいと思ってくれる人がいるんだ。」
そんな小さな手応えを感じた瞬間でした。
FacebookページにはJosieとJadeを編集者として登録し、お客様からのメッセージ対応をお願いすることにしました。
まずは一人でも実際に注文してくださるお客様が現れることを願うばかりです。
私が期待していたのは、
「ロックダウンで外出できず、自宅で過ごす時間が長くなった人たちに、おいしい食事を届けること。」
もちろん大きな利益を期待していたわけではありません。
もし注文が入れば、JosieとJadeにも仕込みの仕事をお願いでき、その分の給料を支払うことができます。
フルタイムで働けるほどの仕事量にはならないかもしれません。
それでも、収入がほとんどなくなってしまった時期だからこそ、少しでも生活の助けになればという思いがありました。
当時のフィリピンでは、多くの人が突然仕事を失い、不安を抱えながら生活していました。
私にできることは決して大きくありませんでしたが、それでも身近な人たちの力になれればと考えながら、この小さな挑戦を始めたのでした。


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