ようやくスタートした路上でのたこ焼きビジネス。
新しいスタッフ、Jadeも来てくれたことだし、さぁここからが頑張りどころです。
前回はこちら

Josieの誕生日を祝いました
彼女が19歳の誕生日だったので、お祝いをしました。
私の誕生日はクリスマスなのですが、その時は私の誕生日よりクリスマス優先で何もありませんでしたが、今回は本人が喜んでくれたのでまぁいいでしょう。
どこかに出かけることもなく、おいしいものを購入して私のアパートの広い部屋で一緒に食べました。
ラーメンガールっていう私の好きな映画を一緒に見て、見送りです。
食べきれない分は彼女に持って帰ってもらいました。
何度も何度も「ありがとうTaka」って言っていたのが印象的。
私と彼女がいる町、サンタバーバラの生徒は高校を卒業後イロイロ市内でボーディングハウスを借りながら大学通いをスタートすると話していました。
ですが、経済的な理由でそれができなくなったそうです。
彼女は気が強く、自分の考えをしっかり持っているタイプです。接し方に悩むこともありますが、頭の回転は速く、決して能力が低いわけではありません。
テストの成績も非常に優秀でした。
英語は文法を結構間違えてますが、流暢に話すことができます。
一緒に働きながら感じたのは、Josieには十分大学で学べるだけの能力があるということでした。
一方で、経済的な事情に恵まれた生徒たちは大学へ進学していきます。
フィリピンの大学は卒業が難しいので、生徒が途中でギブアップすることも珍しくないのですが、少なくとも彼らはキャンパスライフを送ることができます。
今の彼女は、私と一緒に田舎町の小さな販売スペースで、暑い中たこ焼きを売っています。
私にできることは、どうにかお店を大きくして、彼女がたくさんの従業員やお客と関わる中で、社会性を身に着けていくこと。
彼女が自分の力で収入を得られる環境を作ること。
私が一方的にお金を渡すのではなく、彼女自身が働いた分だけ正当に報われる環境を作ること。それが私にできることだと思っています。
きっとこんな感じなのかな、と思いながら、何か伝えるわけでもなく一緒に販売をしています。
いつまで彼女が私と一緒にいてくれるのかはわかりませんが。
コロナがやってきました
新型コロナウイルスの影響が、私たちの住む町にも及び始めました。
売り上げが極端に減ったのもそれが理由です。
人の数があっという間に減りました。
余りにも人が減ったので大きなショッピングモールはどうだろうかと、ジプニーで移動して偵察に行ったのですが、普段はギュウギュウ詰めのジプニーに乗客がたったの4人しかいませんでした。
移動している最中も渋滞など全くなく、すいすい移動していきます。
そしてショッピングモール

閉鎖されていました。
普段はたくさんの人でにぎわっている場所が、

この状況です。
街から人がいなくなりました。
サンタバーバラに戻った後にわかったことなのですが、生徒がいなかった理由は生徒は24時間家から出てはいけない、というお触れが出ていたということです。
だから若者が外にいなかったのか。。。
そして、追い打ち
サンタバーバラの町からも人が消えました。
トライシクルと呼ばれるバイクにサイドカーをつけた乗り物は、今日の午後3時から禁止になりました。
ジプニーも禁止です。
許可証がない人がメイン道路を歩いていると罰則になると警察の人が話していました。
フィリピンなのでどれくらいの効力なのか、本当なのかどうか、いつまでなのかどうか、わかりません。
そんなこんなで一瞬でお店をたたんでしまいました。
Josieも突然の出来事に戸惑っている様子でした。
ですがみんな受け入れるしかありません。
JosieとJadeにお給料を支払って終了です。
Jadeが「また連絡してくださいね。一緒に働きたい。」
と話してくれたのがうれしかった。
彼女にとってはたった5日間でしたが、そこそこ楽しめる仕事だったのかもしれません。
その後はJosieがマーケットで買い物をするので荷物運びのお手伝い。
彼女はある程度の食べ物を買いだめしていました。
彼女のお家からマーケットはトライシクルを使わないとたどり着けない距離なのが理由です。

彼女が購入したものを見ていたのですが、乾麺、鶏肉、果物、パン、スナック菓子など、本当に普通に人が暮らしていくための食べ物です。
私のようにビールにお金を使いません。
食べ物のみ。
彼女は「お給料をもらえたからこうやって買い物ができるよ、Taka。」
なんて話していました。
別に贅沢をしていないのですが、普通の暮らしを送るのが難しいフィリピン。
私にできるのは、働く人が安心して収入を得られる仕事を少しずつ増やしていくことなのだと思います。

コメント