フィリピンでビジネス2023 その22 店から少し利益が出るようになりました。

フィリピンのイロイロにある田舎町、サンタバーバラにてオンライン日本語講師をしながら、Mushin Japanese Cafeを経営しているTakaです。

最近ようやくお店から利益が出るようになってきました。

ストレスが減ってよかった。

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Mushinには期待していなかった

私が店を開いている理由は主に三つです。

①自分の精神衛生状態を保つため

オンライン日本語の講師は収入のいい仕事なのは間違いないのですが、閉鎖的な環境で長時間自分との戦いを続けるという性質上、精神的な負荷も大きくなります。

そこで自分がおちつける場所として飲食店を作り、自分もそこで必要最低限働くことで、いい精神状態を保てる場所として店を作りました。

②Rhaneさんに日中活動場所、お金が稼げる場所を提供したいため

Rhaneさんは伸びしろがあるものの、私の目から見て経験不足なのは明らかでした。

そこで私が責任をもって見守ることができる環境の中で、実践的な経験を積んでいき、人間的な成長がしていける場所を提供を作りたい、との思いから店を作りました。

③地域にわずかながら貢献しつつ社会とつながりを持ちたいため

外国人が田舎に長期で住んでいると何かと噂を立てられやすいです。

そのため、地域に貢献しているという状況をだれの目から見てもわかるようにしておきたかったため、店を始めました。

また、スタッフを数人雇用することで地域で起きている生の情報をキャッチするためでもあります。

主な理由はこんな感じです。

なので、店に関しては利益に関してはちょっと損をするか、プラスマイナスゼロくらいでちょうどいいかとおもっていました。

ですが、少しずつお店から利益が出るようになってきてびっくりです。

お店はにぎわっているが、利益はそうでもない

私のお店の状況です。

サイズ:30㎡

家賃:18000ペソ

原価率:30~35パーセント

税金:売り上げの3パーセント

客単価:130ペソ程度(地域の食堂での食事は75ペソ程度)

水道光熱費:7500ペソ程度

人件費25~30パーセント程度

私見ですが、利益を追求するなら、100パーセント田舎で飲食をするべきではないです。

ただでさえフィリピンはエンゲル係数が70パーセントに達している地域も珍しくないくらいの貧乏な国です。

マニラやセブのビジネス地帯、イロイロの中心地ならビジネスでも戦っていける可能性が上がるでしょうし、現に稼いでいる人もたくさんいます。

ですが、私が住んでいる地域の人たちは大多数が貧乏人です。

体感ですが、85パーセントの人口は月の収入が25000円以下なのはほぼ間違いないかと思います。

私のようにスペースを借りて家賃をしはらって飲食をしている人たちはどこも相当厳しいはずです。

1年持たないでつぶれる飲食店はたくさんあります。

最近は広い土地を購入してビジネスを行う人も出てきていますが、結局住んでいる人たちが貧乏なのは変わりないですから、私はどうも得策とは思えません。

お金を持っている人からお金を出してもらうほうがいい結果につながりやすいのは目に見えています。

じゃあお金が少しある人をターゲットに、と考えても、わずか15パーセントかそれ以下の人たちを対象としているわけです。

お金がある人が集うビジネス地帯で行うならまだしも、このような田舎の地域ではそれも得策には思えません。

私のお店のほうはかなり知名度も上がってきました。

Facebookの「いいね」も5000超えです。

お店はにぎわうことも多く、地域の有名なお店の一つになっているかと思います。

ですが、私の利益はそうでもなく、毎日ビールが飲めるくらいの収入です。

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