フィリピンのイロイロにある田舎町、サンタバーバラにてオンライン日本語講師をしながら、Mushin Japanese Cafeを経営しているTakaです。
今回はひょんなことから、日本の大学生とオンラインミーティングをしたという話です。
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私でいいのかな?
このブログのお問い合わせ先から連絡をいただきました。
大学生のOさんという男性です。
現在フィリピンでインターンをしているそうです。
彼は私のブログを読んで面白いと感じてくれたようで、私から直接いろいろ話を聞いてみたい、とのことでした。
なんでも、フィリピンの経済事情にショックをうけて、将来彼らにとってプラスになるビジネスを考え、それを実施したいようでした。
私でいいのかな、と思いながらもお話をしてみることにしました。
今はすごいですね。
こうやって打ち合わせをしたり、知らない人とつながれたり。
Skypeで話をしました
先日Skypeで1時間程度打ち合わせを行いました。
誠実で元気な大学生、という印象の人でした。
彼と話をして私が感じたことは以下の二つ。
①フィリピンやフィリピン人に対して熱い気持ちをもっている。
②リスク管理のための経験や勉強が今後求められそう。
そのため、私がこれまでしてきた経験をもとに彼とお話をしました。
彼の状況はこんな感じ
①市が管理するスペースで家賃を払わずに週に数回商売をさせてもらえており、そこそこの売り上げがある。
一見よさそうな、ありがたそうな話ですが、市が管理している以上、いつでもその商売が突然なくなったり、稼げてるとわかった段階で突然家賃を請求されるリスクがあります。
②将来的には従業員を雇い、微力でもいいので自立支援の一助となりたい。
ビジネスをスタートする時、書類を作成する以上、オーナーを探さなければならない。
たとえパートナーが見つかったとしても、その人の知人や家族によからぬ人がいる可能性が濃厚であるため、時間をかけて当人や周辺の人間関係を洗い出す必要がある。
店を構える以上は設備・物件に対する投資を行わなければならず、自己資金の投入は免れない。
さらにはフィリピン人パートナーがある日突然裏切り、すべての権利を主張してくるかもしれないため、そうならない・できないための手立ては必須。
とても大変そうな話として受け取りました。
今の私はすべてのお店の権利はRhaneさんとなっていますが、もしなんらかの事情があって私を裏切り、私はMushinにおけるすべてを奪われてしまったとしても、
「まぁ仕方ないか。私は日本語講師として稼げているから別にあまりいたくないし。」
と思えます。
もし彼が本当にフィリピン人の自立支援という思いで活動したとして、仮に何かあってたくさん失ったとしても仕方ないと思えるならそれでいいんです。
ですが、きっとそうはならないと思います。
どうであれ、自分の責任の範囲内で思い描いていることが実現できるといいですね。
立地環境や条件で大きく変化するでしょうが、私は基本的にフードビジネスは本当に大変だと思いますが。