フィリピンでオンライン日本語講師 2023 その1 試験問題を作るオファーを受けました

フィリピンのイロイロにある田舎町サンタバーバラにて、オンライン日本語講師、カフェ経営をしながら暮らしているTakaです。

今回は日本語の試験問題をつくる仕事の依頼を受けた話です。

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日本語の試験問題をつくるオファーがありました。

現在、私はとあるプラットフォームで、日本語講師として時給27ドルの授業料を設定して働いています。

27ドルに設定して、というのは、会社の取り分があるため私の実際の取り分はそれよりも低いからです。

ある日、メッセージが届き、内容を確認してみたところ、

日本語能力試験の問題作成をしてくれる人を探している、という内容でした。

どうやらある程度講師として実績がある人にアプローチしているようです。

下請けなのか、学校とつながっているのかは知りませんが、ちょっと興味があったのでメッセージのやり取りをしてみました。

私は現時点でこのプラットフォームでは2300時間程度レッスンをしているので、ある程度の実績があると思っていただけたのでしょう。

その後、その方とオンラインで打ち合わせをして、今回はそのお話を引き受けることとなりました。

私の報酬は20000円で、内容次第では、次回は30000円で引き受けることになります。

私にとっては初めての問題作成なので何かと問題も起こるとは思うのですが、経験のためにもまずは一度やってみます。

簡単に生徒は私を選んでくれない

最近になって、この仕事の難しさが身に染みています。

というのも、授業料が上がるにしたがって、生徒の獲得が困難になっているからです。

私の場合は日本語講師としての正しいプロセスをたどったわけではなくて、どうにか授業時数をこなし、空き時間に勉強して経験を重ねてきました。

この方法が大変だけれども、インプット、アウトプット、修正が効率よく行えるからです。

最近はレッスン数を減らしてきたとはいえ、私は15か月で2500時間くらいのレッスンを行いました。

総レッスン数は生徒側からも確認することができ、今の私の総レッスン数は登録講師1000人中、全体の上位8%くらいです。

ですが・・・。

学校の先生でざっくりと換算すると、毎日6時間授業×週5日間=30時間

休日、休暇なども含め1年間40週なら、年間30×40=1200時間くらい授業をするのでしょうか。

そう考えると、時数でいえば私の実力はせいぜい3年目の先生くらいでしょうね。

おそらくですが、オンライン日本語講師の業界がそれほど育っていないのかもしれません。

いくら生徒側からは私が上位8パーセントの授業数をしているといっても、27ドルものお金を支払う生徒はたくさんはいないでしょう。

料金設定を1時間10ドルにしていたころは体験レッスンから本契約取得率が90%程度だったのにたいし、最近では35%程度まで落ち込んでしまいました。

ということは、考えられるのこんな感じでしょうか。

・生徒は複数の先生の授業を選び、よりよい先生と契約をしている

・私の授業に27ドルの価値がないと判断した

いずれにしても、私の実力不足が原因です。

最近のオンライン日本語の傾向として、どんな講師が人気があるか(高いレッスン料金か)を見てみると傾向が分かります。

設定上限に近い時給35ドルで生徒が付いている先生は、

①経験が300時間程度だが、とにかく若くて写真がかわいく、男のレビューが多い。

②経験が3000、4000時間という実力派

こんな感じでわかりやすいくらい分かれています。

私はもういい年したおじさんなので、2で勝負を続けていくしかありません。

去年はとにかく限界まで働いたけど、今年は高い授業料の生徒と週に30-35時間程度レッスンをするような暮らしがしたいです。

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