フィリピンのイロイロにて、カフェ経営をしながらオンライン日本語講師、大学講師をしているTakaです。
今回はオンライン講師として授業料を変更した話です。
オンライン講師として1年働いた結果
日本語講師として働いて一年超が経ちました。
最初の1年は自分の限界まで働く、とういう気持ちでいましたので、できる限り授業をもちました。
結果的にはメインのプラットフォームで約2000時間、
サブプラットフォームで250時間、
個人契約の生徒が100時間、
大学で100時間、
合計2450時間程度授業を行ったことになります。
平均授業時数は365日の間、毎日6.71時間ということになります。
私が所属するメインのプラットフォームには現在950人超の日本語講師が登録されていますが、ざっと確認したところ、この1年間で私が一番の授業時間をもち、かつ一番生徒を抱えている講師になったいるようです。
とにかくやれるだけやりました。
授業時間以外にも予習復習・さらには私が現在抱えているカフェの経営と移転など、かなり時間に追われる1年となりましたが、どうにか最後までやることができてよかったです。
その結果、まだ勉強が必要とはいえ、今では子供からお年寄りまで、初心者から日本人と同じレベルのような外国人にまで日本語を教えています。
ですが、私はどうにもお金のことで葛藤がありました。
授業料変更を切り出せない私
私の葛藤は授業料のことです。
メインプラットフォームは生徒が私と勉強することを決定した時点での授業料が確定します。
私の一番お古の生徒は現在5名おり、彼らがプラットフォームに支払う授業料金は1時間当たり10ドルです。
それと比べ、私の最新レートで授業を受けてくれる生徒さんは1時間当たり27ドルもプラットフォームに支払っています。
つまり、同じように1時間熱意を持ち授業を行っても、授業料は2.7倍も違います。
その状況で授業を続けるモチベーションの維持が困難になってしまいました。
ですが、その一方で彼らが辛抱強く私の授業を受けてくれたから、今の私の指導力があるのも事実です。
そんな状態が3か月くらいつづいたのですが、思い切って値上げの交渉をしてみました。
文面はざっくりと、
「12月から値上げをします。私の現在の授業料は27ドルです。
今回20ドルまで上げさせてもらいます。可否についてメッセージか授業を通じて連絡ください」
といったものです。
ざっくり、シンプルに。
5人に送ってみたのですが、すぐに二人の生徒がOKしてくれました。
ありがたいです。
「もともとこんなにいい授業をしてくれているのに10ドルのまま変わらないことが不思議だった。喜んで払います。」
みたいな反応をしてくれた生徒もいました。
その他の生徒からはまだ連絡が来ていませんが、離れてしまっても、私としては休める時間ができるので、経済的にも肉体的にも健康でいられます。
ですが、長く一緒にいる分、今とても仲良くなっている生徒もおり、もし彼らと離れるかとおもうととても悲しい気持ちもあるのです。
人間関係の継続と、お金を天秤にとって、最終的にはお金を選択した私。
授業のたびにストレスを感じるのは苦痛なので、健康に暮らせるのがもっと大切だと思っての結果です。
きっとビジネスのことを考えている人なら、もっと悩まずに早めに交渉をするのでしょうね。
そもそも最初に値段変更があるということを理解してもらったうえで授業を行うなどをするのでしょうが、私はまだまだ下手です。
2023年は今より就労時間を減らしカフェと日本語講師合わせて週40時間程度労働し、かつ同程度の収入をキープできればいいのですが、どうなるかはわかりません。