フィリピンでビジネス2022 その27 移転の準備をしていきます

フィリピンのイロイロにある田舎町、サンタバーバラにて日本語講師・大学講師、カフェなどをしながら生活をしているTakaです。

今回は移転の準備を進めていく話です。

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引っ越しができる喜び

Taka
Taka
2019年11月にサンタバーバラに来てから早3年。
やっとまともなところに住めそうだ。

私が最初にサンタバーバラで住んだアパートはエアコンがなく、毎日蚊が大量に発生していました。

なぜか私の家賃は5500ペソ、ローカルフィリピン人は3500ペソという料金設定。

さらにはセキュリティガードが合いかぎを使って私の部屋に侵入し、現金を少しずつ盗むことを繰り返すという最悪な場所でした。

犯人に物色される私の部屋。

その後、今の店の奥にあるアパートに引っ越しをしたのですが、ここもよくない部屋でした。

お金があまりにもなかったので私には選択肢がありませんでした。

部屋は3000ペソで広いのですが、窓がなく非常に息苦しい部屋です。

だれも掃除をしないので、なぜかRhaneさんと私がいつも共有トイレの掃除をします。

掃除をしても、そもそも汚い。

住民モラルが非常に低く、彼らは毎晩生ごみを直接ゴミ箱に捨てます。

そのため悪臭が漂い、不愉快な気分になります。

雨の日には3階にもかかわらず雨水が侵入。

バケツで2杯分の汚水になりました。

猫ですら、ひくレベルです。

このストレスからようやく解放されます。

嬉しい。

お金を渡し、契約も完了。ですが。

大家さんに3か月分のスペースの家賃と、一か月分の部屋の家賃を支払いました。

その後、現在のアパートの大家にも連絡

かなりあっさりと承諾。

ですが、「Takaが入居したのは21日だから、21日から退去予定の日までの家賃を払ってほしい」とのことでした。

わたしが入居したのは月末だったはずですが。

そしてさらに、次の日に彼が私にアプローチしてきました。

Takaがリノベーションした資材全部俺のだから、一切取り外ししないでね。
モブ男
モブ男
この人は何を話しているんでしょう?

Taka
Taka
私が買った資材だし、領収書は私が持っているから、あなたに所有権ないはずですが。
俺がだめって言ったらだめなの。
あと、Takaのイスとテーブル買い取ってあげるから、いくらほしいか教えて。
モブ男
モブ男

理解できません。

後で聞いたのですが、新しい借主が見つかったそうで、

「すべてあなたが自由に使っていい」

とオーナーから言われたそうです。。

新しい借主が私の店に来て、しきりに質問をします。

・どうして移転するのか

・なにが問題だったのか

・オーナーは資材をあなたから買い取ったと話していたが。

・椅子や机を破格で提供してもらえるときいたが。

などなど。

いろいろな作り話をすでに伝えているようです。

それにしてもオーナーの人としてのレベルがあまりに低い。

私の店の隣にはチキン屋があるのですが、契約書には、「店の前は駐車場にする」と書いてあったのにも関わらず、勝手に約束を破ったオーナー。

チキン屋は契約が切れる来年の2月に撤退するそうです。

私がいた2年半の間にこのアパートからは

・通販系の店

・障碍がある子供向けのスクール

・私の店

が撤退し、今はチキン屋と3階にある教会も撤退を検討しています。

アパートのオーナーは4年前、今年と選挙に2期連続で落ちて、今は完全に落ち目。

アパートを修繕するお金もなく、アパートの借入金を銀行に返すのもカツカツで困っていると聞きました。

いいタイミングで移転できそうです。

お店の荷物をまとめます

こんな感じでお店の荷物をまとめて整理します。

3年前市内からサンタバーバラに引っ越した時は英語学校のオーナーから夜逃げも当然な形で移動しました。

今回は正々堂々と移動できるので、それだけでもうれしいです。

ちなみにそのときの英語学校は、今も営業を続けています。

生徒は少ないみたいですが、この状況でイロイロまで外国人を呼ぶことができるのはすごい。

ただでさえ、入国に至るPCR検査やチケットの高騰など、悪い状況が続いているのに集客できるのはやはり彼のビジネスマンとしてのパワーだな、と思う私です。

退去前日は大雨でした。

私のお店の中はこんなかんじです。

雨漏りのレベルではないですね。

床もご覧の通り。

最終的には、1センチくらい水浸しになっていました。

こんなところによく2年半もいたな、と今なら思えます。

もちろん、新しく市内から来る借主はこのことを知りません。

何も知らされずに入居し、この事実に直面するのでしょう。

アパートのオーナーに何度も動画を見せて「対応してくれ」と頼んでも、全く何もしなかった彼。

私も同様に、こうやって人は彼から離れていくのでしょう。

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