フィリピンでビジネス2022 その14 Rhaneさんと掃除をします

フィリピンのイロイロにある田舎町、サンタバーバラにてMushin Japanese Cafeの経営をしながら、オンライン日本語・英語講師として働いているTakaです。

ペットのもじゃこがネズミを捕まえた瞬間です。

普段はかわいい彼ですが、この瞬間は動物の目をしていました。

前回、私は従業員Jenniの紹介した彼女の親戚に騙され、お金を多く支払ってしまいました。

彼らの作業能力・清掃能力は高くなく、私は彼らがいなくなってから働かなくてはなりません。

スポンサーリンク
スポンサードリンク

無駄に働かなければならないことに

Taka
Taka
あいつらがクソみたいな仕事をしたおかげで、まだまだやらなきゃなんないことがあるじゃぁないか。
スタッフのみんながMushinに来たいっていってるよ。
片づけしたいんだって。
Rhaneさん
Rhaneさん
Taka
Taka
掃除をしてくれるのはありがたい。ランチと働いた後にビールぐらいなら提供できるけど、彼らにお金は払わんよ。
Jenniにはもっと罪悪感もってもらわないと割にあわんからさ。
みんなそれでいいってさ。
Rhaneさん
Rhaneさん

みんなで掃除をしました

みんなで掃除をして、機材の場所を検討し設置しました。

Jenniは来るなりすぐに仕事をしていましたが、彼女は一切私に謝らなかったことがどうもひっかかります。

みんなではたらきましたが、それでもまだやらなければならないことはたくさんあります。

これらすべて、本当はJenniの親戚どもがやらなければならない仕事です。

次の日にJenniから勤務日にどうしたらいいかメッセージがきましたが、私の返事は彼女にとって残念なものでした。

Taka
Taka
働いてもらいたいけど、今回大きなお金を失ったから人件費さけないンだわ。

俺はレッスン以外の時間朝から夜まで全部働きゃなきゃなんないし、Rhaneさんには給料なしで働くことに合意してもらったンだわ。

彼女が親戚からマージンをもらったかどうかはわかりません。

ですが結果的に彼女は自分の働く時間を確保することができなくなり、経済的に困ることになりました。

さらに彼女の態度から、私やほかのスタッフからの信用も失いました。

もし彼女の親戚がまともな人間なら、とっくに片づけはおわり、また仕事が再開できていたのでしょうが、今回はそうもいきません。

仕方ないですね。

韓国人オーナーと一緒にいたことをよく思い出す

翌日も掃除。

私とRhaneさんの二人だけです。

私が日本語クラスが6時間くらい入っていたので、彼女がメインとなって掃除をしてくれました。

今の私が一人きりじゃなくてよかった。

自分がお給料を払う立場になってから、本当によくWE Academyの韓国人オーナーのことを思い出します。

私は彼に100,000ペソという金額を支払いましたが、私の中では私自身も悪かったところがあったことを強く認識しているので、私の中には彼に対する怒りはありません。

そればかりか、彼が私とともに働いていた時に好意にしてもらい、よく話をしていた時のことを思い出します。

・フィリピン人を信じるな。基本的にあいつらは家畜と同じだから人間と思うな。

・俺やお前のような人間があいつらを管理してやらなきゃダメなんだ。

・いつでもだれがボスかをわからせて、力でねじ伏せろ。

・嫌な奴が出てきたら容赦なく首を切れ。見せしめを見せてやることであいつらは恐れて理解する。

最初彼と話していた時は、「なんてひどい考えをしているんだ」と思っていましたが、今は彼の話していることが以前よりもわかります。

彼はフィリピンにいる15年の間でたくさん騙された、お金を失ったと話していました。

まさにいまの私と同じです。

おそらく、経営規模は私の10倍以上ですから、やられた金額も私の比ではないでしょう。

自分に経済的にゆとりができてきた今だからこそ、私はまた、彼と一緒に話をしたいと思うことがあります。

彼はまた、語学学校を再開しました。

多くの語学学校や留学エージェントがが倒産し、閉鎖していく中、彼は毎月100万円以上の家賃の支払いを生徒がいない間もずっとし続けました。

そればかりか、生徒はいないのに再開を夢見てリノベーションを続けていたのはFBでみています。

やはり、これくらいのタフさがないとこの国ではやっていけないのでしょう。

強い人に出会えてよかったと今なら思える。

スポンサーリンク
スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサードリンク