ロックダウン中でも、次のお店の準備を進める
新型コロナウイルスの影響で、フィリピンは厳しいロックダウンが続いていました。
路上の市場やマーケットなど生活に必要な施設を除き、多くのお店は営業停止。物流も大きく制限され、日常生活そのものが大きく変わっていました。
そんな状況でも、「ロックダウンが終わった後」を見据えて、少しずつ準備を進めていました。
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気になる物件を発見

町を歩く機会は限られていましたが、外出できるタイミングでは店舗物件にも目を向けていました。
そこで見つけたのが、この物件です。
以前紹介した地図でいうと、黄色の2番と緑の2番の中間あたりに位置しています。

屋外に面したシンプルな造りですが、家賃は4,000ペソ。
当時のレートで約8,500円ほどという、かなり魅力的な条件でした。

看板のあるスペースも含まれており、以前はバッチョイ(フィリピンの麺料理)のお店が営業していたそうです。
店内には調理スペースやシンクがあり、カウンター席も設置済み。
少し手を加えれば、そのまま営業を始められそうな印象でした。

さらに男女別のトイレもあり、設備面も悪くありません。
以前、語学学校内で店舗を営業していた頃は、家賃が20,000ペソ、40,000ペソ、さらには60,000ペソという話まであり、条件面で苦労した経験があります。
それと比べると、この物件は非常に現実的な家賃設定でした。
Josieにも見てもらう
後日、Josieと一緒に物件を見学しました。
彼女も「ここなら良さそう」と好印象。
二人とも手応えを感じました。
ただし、当時はまだロックダウンの真っ最中。
営業開始の見通しが立たない中で契約してしまうと、売上がないまま家賃だけを払い続けることになります。
そのため、政府の発表を確認しながら、契約のタイミングを慎重に見極めることにしました。
名義について考える
外国人がフィリピンで事業を始める場合、業種によっては現地の制度上、名義や会社の形態を慎重に考える必要があります。
私たちも当時は、その制度に合わせた形で開業準備を進めていました。
将来的には事業の状況を見ながら、より安定した運営体制へ変更することも視野に入れ、お互いに話し合いながら準備を進めていました。
メニューも改良
テイクアウト販売を始めてみると、特にラーメンの人気が高いことが分かりました。
そこで、ラーメン専用のメニューを作成。

基本のラーメンは130ペソとし、チャーシューや煮卵などのトッピングを自由に追加できるようにしました。
さらに、どんぶりメニューも追加。
- ツナマヨ丼
- チャーシュー丼
どちらも短時間で提供でき、気軽に注文しやすい価格を意識しています。

「また食べたい」と思ってもらえる味を目標に試作を重ねました。
メニュー表も自分でデザインし、少しずつ形になっていくのが楽しかったことを覚えています。
Josie特製アイスクリーム
ある日、Josieから
「コンデンスミルクを使ってアイスクリームが作れるよ。」
と提案がありました。
一緒に材料を買いに行き、作り方を教えてもらうことに。
完成したアイスは濃厚なミルク味で、とても満足できる仕上がり。
しかも原価も抑えられそうです。
以前は、きな粉アイスや抹茶アイスを75ペソで販売していましたが、この方法なら40〜45ペソ程度で提供できそうでした。
デザートメニューの幅も広がり、お店づくりがさらに楽しみになってきました。
この日は、そのアイスに自宅で作ったぶどう酒を少し合わせて、ロックダウン中のささやかな楽しみとして味わいました。
先の見えない日々が続いていましたが、「営業を再開できる日に向けて準備を続けること」が、当時の私にとって大きなモチベーションになっていました。
めにラーメン用のメニューを作りました。
基本はラーメン1杯を130ペソ(280円程度)で販売し、トッピングを追加注文できるようにしてみました。
よくあるラーメントッピングです。
フィリピン人が「ニンニクまし、野菜まし」となるかはわかりませんが様子を見ましょう。

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