フィリピンでビジネス 2021その49 誰もが頭を抱える毎日の中暮らす私

フィリピンのイロイロにある田舎町・サンタバーバラとパヴィアにてMushin Japanese Cafeを経営しながら小銭を集めるTakaです。

フィリピンでは2020年の5月の15日にロックダウンが明けましたが、その後も規制は続き、鎖国は続き、経済活動は大規模に縮小した状態が1年以上続いています。

それにより、多くの人が職を失い、お金を失いました。

中流が下流となり、下流は貧民となり、貧民は乞食となりました。

上級以外は一段みんな経済レベルの階段を下りたような印象です。

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お店をスタートし、1年と4半期が経ちました

当然ながら毎日売り上げをつけているのですが、去年の8月の平均売り上げは4400ペソでした。

ベストの日の売り上げは9000ペソ。

私のような田舎で100ペソから135ペソの物を売っているお店としては十分です。

思えば去年の今時期はサンタバーバラにもたくさん人がいて、市場や路上にたくさんの人がいました。

私の店にもたくさんの人が来てくれていました。

おそらくですが、多くの人たちがコロナはすぐになくなるもの、と予測していたのでしょう。

ですが今は違います。

街を歩く人はいなくなってしまいました。

私のお店の売り上げは60%以上下がってしまいました。

となりにある全国チェーンののお店「Chooks to go」も売り上げは激減です。

去年の今頃は毎日150羽のチキンをさばいていましたが、今は50羽程度の日も珍しくありません。

売り上げは70%以上下がったと聞きました。

誰もがお金を失ってしまいました。

「もうじきコロナが終わるから」

「コロナがあけるだろうから」

こんなことを口にしていた人たちは経済的にさようならすることになってしまいました。

私は基本ネガティブ面も意識しながら仕事をしているので、間違いなく民がお金を失い、大不況が訪れるということは考えていましたし、私の友人からも口をすっぱく

「Takaさん、不況やってきますって!!」

「みんな死んじゃいますから!!」

と言われれていたこともあり、覚悟はしていましたが、今の状況はひどい。

ですがこれが現実です。

私はお店をつづけられていることと、支店をだしてそこでも小銭を稼げていることは結構立派かも、と最近捉えています。

同業者のTakoTakoさんはPaviaにある私のお店から30メートルの位置に立地していますが、あまりにお客がいなく、悲惨な状態が続いています。

サンタバーバラのTakotakoも同様のようです。

彼らの最近のフェイスブックの投稿を見ると、「Takotakoグループはコロナの後で生まれたビジネスで、雇用の機会を作り出したことを誇りに思う。」

などという、本来のビジネスの理由とは違うところに話題をシフトし、オープンしたときの景気のいいときの画像ばかり使っています。

Paviaとサンタバーバラは従業員の人件費と家賃等の固定費の方が利益よりも上回っていることも想像できるので、つぶれるかもしれません。

そういえば、わたしを店から追い出し、お金を請求し、事実を偽った手紙を作って調子に乗ったことことをしてくれた例の女性と、その家族についての情報を最近ききました。

あの彼女と家族は今・・・

本人について

彼女のフェイスブックを見ていた人から、

「物々交換をお願いしている投稿を見つけた」

「自分のDVDプレイヤーを販売していた」

「日曜日に店を閉めていた」

との情報から金銭的に相当困っている様子。

母親

ネットワークビジネスで、いかがわしいハーブコーヒーを販売していたもののほぼ売り上げが無くなる。たこ焼き屋で一時期発見。

自称レズビアンの姉

マーケット内でたこ焼き屋を始めるものの私を見るたびにコソコソ隠れるヘタレっぷり。

店は開けたり開けなかったり。

「彼女を愛している」と頻繁にフェイスブックに記事を投稿し、毎月「マンスリー祝い」と称して、愛するパートナーの歌を投稿している彼女。

パートナーと本人が映っているTシャツを来ているが、もともと別画像だったのを一方的に加工している。

実は彼女が「愛している」と歌う相手には彼氏がいるが、この姉は現実を認知できずに一方的にお祝いをし、歌を歌いFBに投稿している。

なかなか困った感がでてきていて香ばしいです。

まぁ、彼女の家族は家族一丸となって私をだましていたわけですし、家族一丸となって私に金を請求したうえに嘘をついてたこ焼き屋を始めるようなひとたちです。

もうすこしのんびり様子を見て、どんな風になっていくのかを観察します。

Aganan、Pavia地域について

最近、ゆっくりと支店の売り上げがあがってきたようです。

私の店よりも売り上げがいい日もあったりします。

Aaganan、Paviaの全体図です。

イロイロ市がイロイロの中心地であり、トータルの人口は2021年時点で450,000人となっています。

私のMushin Japanese CafeがあるのはSanta Barbara、空港から近い田舎町で、人口は67,000人です。

土地が広く、人が点在しているためトータル人口はそこそこの数字になります。

PaviaはSanta BarbaraとIloiloの中間にある町で、人口は70,000人です。

Paviaを拡大するとこんな感じです。

Paviaはざっくりというと上手のようにA・B・Cの3地帯に分かれています。

AはPaviaの中心になるべき場所なのですが、実際はそうではありません。

町役場やマーケット、プラザと呼ばれる大きな公園があるものの、メイン通りから反れてしまっているため、人がそれほど集まっていません。

Bは私のブランチがある場所です。

セブンイレブンがある建物・アガナンミニマーケットを中心として、人が行きかっています。

Cはショッピングモール地帯です。

全国規模のショッピングモールがあります。

わたしの種銭では手が出せませんし、仮に出店しても今の段階ではうまくいくビジョンが見えません。

今回Paviaでわかったことは、立地さえよければどうにかできる可能性があるということです。

Paviaのお店は小さいですし、メニューも限られているのですが、そこそこの売り上げを作ることができました。

おそらくですが、ショッピングモールを除いて、Paviaで最もいい立地にお店を出せたんじゃないのかなぁと思います。

Santa Barbaraの店は立地がそれほどよくありません。

もし、Paviaで安定して利益を作ることができるようであるのなら、この先のヒントになるかもしれませんが、なんせフィリピンだし、全く先のことはわかりません。

どうなってしまうんでしょうね。

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