フィリピンのイロイロにある田舎町、サンタバーバラと隣町のパヴィアにて、Mushin Japanese Cafeを経営しながらどうにか暮らしているTakaです。
イロイロ市が8月2日からロックダウンになってしまいまして、それに付随する形でイロイロのプロビンス、つまりサンタバーバラやパヴィアもロックダウンとなってしまいました。
しかしながら、イロイロプロビンスのみ8月8日よりECQからMECQとなり、規制が少しだけ緩和され、店内飲食が可能となりました。
ですが、もちろんながら人は外出しませんし、経済は回らず、ひどい状態が続きます。
お店を見直してみました
人員の整理
人々は「外出して外で食事をすることは命に関わるリスクがある」という認識を刷り込ませられることに成功したので、いくら店内飲食可能となったとしても簡単には戻ってきません。
一度Jenniと私が中心となってお店を回す方が現実的なので、Kezzaちゃんにはその旨を伝えてお休みをしてもらいました。
以前の土日のように店内飲食のお客が増えて、私一人では回しきれないようなら彼女に働いてもらいます。
みんな助けたいけれども、私がいきていけないとどうにもならない。
すまん。
店の補修
この期間中にお店の損傷部分について、うまいことオーナーに伝えて修理をしてもらいました。
ずっと放っておかれた雨漏りについてです。
台風のような大雨の日にはこんな感じになってしまいます。
普段の雨ではこんなことにはならないのに、なぜか大雨の日だけこんなことになる。
床はこうなる。
「あー、もうどうでもいいわ。」
「みんなどうにでもなってしまえ」
っていう気持ちになります。
あまりにストレスがひどいので、何とかしなければなりません。
ひどい雨の日が来てくれたのでチャンスとばかりにオーナーを呼んで困っていることを伝え、しっかり大工を呼んでもらいました。
後日大工さんが来てくれた日には、私も彼と共に屋根の上に登っての原因探しを行いました。
原因はこんな感じです。
本来は雨水はストックされながら排水管を通る予定でしたが、ストックされるべきところには小枝や葉っぱなどが堆積しており、雨水が排水されないようになっていたのです。
その結果、私のキッチンエリアに水が侵入していることがわかりました。
「次からは自分一人でもなんとかなる」
とオーナーに話したところ
「ミスターTaka、やめておいた方がいい。もし転落して病院にでもいったら自動的にコロ助扱いされて入院させられちゃうよ」
との返事。
さすがフィリピン。。。
悪臭問題
私が悪臭を出しているわけではなく、チキン屋の悪臭問題です。
チキン屋が使う下水タンクが詰まっており、汚水が逆流することで私の店舗がひどい臭いにさらされてしまっている状況が続いています。
チキン屋に伝えても改善のそぶりは見せるものの、一向に改善無し。
どうようにオーナーを捕まえて悪臭の場所まで連れていきました。
すると
「なんだこれ、あまりにひどいな」
「ちょっとあんたら何やってんの」
とはっきりチキン屋に伝えてくれて、その後はチキン屋のマネージメントに電話連絡。
今月中に業者を呼んで工事か清掃をするということでした。
お互い嫌な思いをしないためにもチャッチャとやってほしい。
今はまだ工事だか清掃などは行っていないけれども、悪臭が漏れないように意識して営業をしてくれている様子。
私が伝えても改善はなく、オーナーが伝えると改善するという姿勢が糞ですが、まぁ改善が見られたのでよかった。
1000ペソ支給されることに
今回の短期間ロックダウンによって、サンタバーバラの人々は一律1000ペソもらえることに成りました。
Rhaneさんももらいます。
私は個人的には自分の個人情報やらをみだりに公開せずにひっそりと暮らしていたかったのですが、Rhaneさんがもらうためにも一緒にバランガイ事務所に行き、登録をしてきました。
「時が来たら」役場に行くことで2000ペソもらえるようです。
ちなみにJenniも1000ペソもらえると最初は喜んでいたのですが、次に訪ねた時にはなぜかぷりぷりしています。
詳しく聞いてみたのですが、「バランガイの一番偉いバランガイキャプテンが、コラプションしちゃってるらしい」とのことでした。
相変わらずひどい国だ。
その後はイミグレに行ってビザの更新。
イミグレーション周囲にはワクチンを打つ人たちが300人以上はいました。
警察と軍隊もうようよ。
今回からなぜか「temporary residence fee 」だかなんだかで1400ペソ上乗せされてました。
詳しく聞きたかったけれども、おかみには逆らうことも認知されたくもない私。
お金を支払い終了です。
いつもどおり、ビールを買って、アパートの犬を踏んであげて、部屋で睡眠です。
一日が終わります。