フィリピンでビジネス 2021その45 ECQで苦しむ私たち

フィリピリンのイロイロにあるサンタバーバラとパヴィアにてMushin Japanese Cafeを経営しながら小銭を拾い生活の足しにしているTakaです。

街が半ロックダウンになってしまったおかげで、さらに首が閉まってしまいました。

さらには台風がフィリピンを直撃して、一部の人はお家の復興やらなんやらでぐちゃぐちゃです。

Kezzaちゃんから「家の中まで水が入ってきて後始末に追われているから今日は働けません、すみません」

なんて電話連絡が来ました。

私のお店はダメージが特にありませんでしたが、彼女のお家はきっとそういう状況なのでしょう。

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「お金貸して」が増えてきました

最近私にお金を貸してほしいという内容のコンタクトをしてくる人がぼちぼち現れてきました。

みんなお金がないので必然的にこうなります。

コロ助になる前からフィリピン人はすぐに金を無心してくるような人たちな上に貸したお金は相手を脅すような材料がない限り戻ってくることは限りなくレアなので、なかなか貸すのは難しいです。

もちろん今回も断りました。

今はECQ、すべてのお店で店内飲食が原則禁止されており、警察が1日に1度は町を巡回しています。

夜時間だけハンバーガー屋では受け取った瞬間店で食べている輩をちらほら見るけれどもそれらは完全スルーの相変わらず役に立たないこの国の警察たち。

この状況が最低でもあと1週間は続きます。

スタッフの勤務時間を見直しました

本当に申し訳ない気持ちになったのですが、JenniとKezzaの勤務時間を見直して、業務時間を1日ずつ短くしました。

私自身の現在の収入はというと、雨風凌げる部屋があり、3食食べて、髪が伸びたら切り、夜にはビールか安いウイスキーを炭酸やジュースで割って飲み、たまにはチキンを買う。

というような日本でいう所の生活保護みたいなレベルの生活はできています。

ですが、ゆとりがある暮らしとまではいきません。

消耗品以外で何かを購入するというレベルのゆとりはないです。

まぁ、欲しいものがないというのも事実なのですが。

収支はトントンの状態にまでなってしまい、このままいくと赤字経営になってしまうので、人件費を削らせてもらうことにしました。

私の収支を見せたところ二人とも納得してくれたのが何よりです。

ECQがこのまま7月末で終わったとしても、ECQが延長になったとしても、今のイロイロは経済的に死んでいるということに変わりはありません。

さらなる厳しい状況が待っていることでしょう。

最近では私が住んでいるサンタバーバラという田舎町にも、とうとうデルタ株がやってきてしまいました。

このままいくとECQ延長コースだろうなぁ。

フィリピンでどうにか生きている業界

私が知る限り、今の状況でもそこそこフィリピン・イロイロで生きている業界はあります。

コールセンター

集団で電話のやり取りとなるので、必然的に従業員の管理は厳しくなりますが、この業界は今もそこそこ稼げています。

集団感染がおきたら一定期間クローズし、また再開、を繰り返している印象です。

病院

当然ながら稼げています。

私のお店に病院までのデリバリーを頼んでくるお客がそこそこいることからわかります。

コンピューター関連

オンラインのビジネスが増えるにあたって、パソコンの需要が高まっている印象です。

ジャンク品を格安で購入し、自分で修理して中古品として販売している人で稼いでいる知人がいるのが根拠です。

あと、犯罪の増加に伴い、セキュリティを警戒する中間層が増えてきており、CCTVの設置以来で稼いでいる人が地域にいます。

英会話講師

稼げています。

私の知人で一番稼いでいる人は1時間当たり250ペソ×8時間×週6日、月26日間=52000ペソ、約110,000円程度稼いでいる人が最高金額です。

こうしてみると、やっぱりオンラインベースですね。

私のような小規模飲食店の多くはつぶれては誰かがオープンし、またつぶれて・・・を繰り返しています。

お金はないですが、スタッフやRhaineさんの暮らしを守ることがまだできている、と考えるともう少し頑張れそうです。

こうやって晩御飯を一緒に食べて、お酒をちびちび飲みながら、私の好きな浦沢直樹のMonsterやマスターキートンを毎晩一緒に見られるのが幸せです。

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