フィリピンでビジネス 2021その38 仏様のおかげ

フィリピンのイロイロにある田舎町、サンタバーバラにてMushin Japanese Cafeを経営しながら日銭を稼いで喰いぶちをつなぐ生活をしているTakaです。

今回は仏様の力を借りて問題を解決した話です。

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毎晩元気のいい男性たち

私は少し寝不足になっていました。

理由は隣の部屋が騒がしいからです。

Taka
Taka
眠れない!

っていうかうるさい!!

Taka
Taka
なんで午後11時半過ぎに俺の隣の部屋で騒ぐんだよ糞が。

次の日

Taka
Taka
・・・というわけで困っているんだけど、どうしたらいいかな?
優しく伝えてみるのがいいと思うな。
私もそう思いますsir!
Taka
Taka
そっか、そしたらちょっと伝えてみるよ

というわけで優しく伝えてみることに。

その晩

Taka
Taka
すみません、ちょっとにぎやかで眠れないんで静かにしてもらえますか?
は?なんて話してるの?俺ら英語わかんねーんだけどギャハハ!!

イラつきが止まらない私。

俺の店に1ペソも貢献しないくせに、迷惑までかけるとはどこまで腐ってるんだ、と思ってしまう私。

次の日

Taka
Taka
・・・というわけで腹が立つんだけど。

こいつら聖書から何学んでんだよ。

キリストは何教えてきたんだ?

それはちょっとひどいですね。

けど、Takaと私たちの宗教は違うからなぁ。

私たちは騒がれてもあまり気にしないかも。

ただ、午後11時はさすがに遅すぎるから私でも嫌ですね。

ちなみに仏教の人は違うんですか?

Taka
Taka
全然違うよ。

騒いだら相手に迷惑じゃん。

彼らにも日本人の心というか、仏教を知ってもらいたいわ。

って、待てよ…。

私はちょっとひとつの作戦を試すことにしました。

その日の夜

今日も騒いでるな。
目には目を、騒音には仏教だな。
理解できなくても心で感じなさい。。
Taka
Taka

そして私はこの音楽を彼らの騒ぐ音と同じ音量で流し始めました。

すると・・・徐々に隣人が静かになっていくのです。

ですが、しばらくするとまた騒ぎ出すので、彼らが騒ぐと般若心境を流す、というような作業を機械のように行いました。

やはり言語が理解できなくても般若心経を感じる心はもっているようだな。

俺もあまり意味はわからんけど。

Taka
Taka

その後、こんな感じの時間の過ごし方を約一か月間程度継続してみました。

その後

最近、騒音はどうなりましたか?
ほとんどなくなったよ。
Taka
Taka
よかったsir!

というわけで、般若心経で熟睡を亭に入れた私です。

しばらくして、彼らはコロ助の影響もあり仕事を失い、部屋に住み続けることが経済的に困難になり退去したという話を聞きました。

彼らは近くの大型スーパーで働いていたのですが、見ている限りは仕事を全然せずにいつも話して騒いでいるばかりでした。

今後はおしゃべりに集中できることでしょう。

部屋周辺がしずかなのは嬉しい。

まぁ、熟睡できることと、売り上げが少なくて困っていることは関係ないんだけどね。

きょうもサンタバーバラの町は静かです。

ついにマーケットからコロ助が数名出て、90%が閉鎖となりました。

今はこんな感じ。

マーケットって基本的にみんな同じようなものを売っているので10%の店がオープンしていれば私は困りません。

買うものは基本的にキャベツ・ネギ・玉ねぎ・鶏肉・豚肉だけですからね。

けど、店を3日連続で閉じている90%の人たちは相当苦しいはず。

ますますみんなの首がしまるしまる。

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