フィリピン・イロイロ州の田舎町、サンタバーバラで「Mushin Japanese Cafe」を経営しているTakaです。
新型コロナウイルスの感染者が増えたことで、イロイロでは再び厳しい規制が導入されました。
実際に生活している立場としては、「ここまで厳しくするのか」と驚くことも少なくありませんでした。
店内飲食が全面的に禁止に
ある日、Rainさんからこんな話を聞きました。
「市内では、ほとんどのお店で店内飲食が1か月間禁止になったよ。」
私は最初、
「大型レストランだけじゃないの?」
と思いました。
しかし実際には、小さな食堂や大衆向けのお店も対象になっていたようです。
違反すると、お店だけでなく利用したお客さんまで処分の対象になることもあると聞きました。
飲食店を経営する立場としては、とても厳しい状況です。
規制を見て感じたこと
感染拡大を防ぐために対策が必要なのは理解しています。
一方で、実際に現場で生活していると、
「この方法が本当に効果的なのだろうか。」
と疑問に感じる場面もありました。
行政は自転車の活用や街の景観づくりなど、さまざまな取り組みも進めていました。
ただ、飲食店や小規模事業者にとっては営業への影響が非常に大きく、生活への不安を感じる人も多かったように思います。
トラベルパスという制度
さらに、別の町へ移動する際には「トラベルパス」が必要になりました。
私もバランガイオフィスへ行き、手続きをすることに。
ところが説明を聞くと、
私のパスは1日だけ有効。
一方で、JennyやKezzaは1か月有効。
地域や状況によって運用が異なっているようで、少し戸惑いました。
チェックポイントで見た光景
後日、ビザ更新のためイロイロ市へ向かったときのことです。
チェックポイントでは警察官が運転手に、
「乗客はトラベルパスを持っていますか?」
と尋ねました。
運転手は、
「はい、全員持っています。」
と答えると、そのまま通過。
実際に一人ひとり確認している様子はありませんでした。
この場面を見て、
「制度を運用する難しさもあるのだろうな。」
と感じました。
ルールを作ることと、それを現場で徹底することは、また別の課題なのかもしれません。
静まり返ったショッピングモール

ビザの手続きが終わったあと、パソコンの充電器とお店の照明を買うためにSM Cityを訪れました。
以前なら多くの人でにぎわっていたショッピングモールですが、この日はとても静かでした。
営業を制限されている店舗も多く、人の流れも大きく減っています。

たくさんの店舗や従業員が、この状況の影響を受けていることを実感しました。
飲食店だけでなく、多くの業種が厳しい状況だったのだと思います。
癒やしてくれる猫たち

そんな毎日の中で、一番癒やされたのはRainさんの家の猫たちでした。
一匹が私のあぐらの上で眠り始めると、
それを見た別の猫も寄ってきます。
気づけば何匹も集まってきて、みんなでお昼寝。
その光景を見ているだけで、不思議と気持ちが落ち着きました。
こういう何気ない時間が、本当にありがたく感じられます。
小さな町で営業していて良かった
今回のコロナ禍を経験して感じたことがあります。
私は以前から、
「地方で、小さく始める。」
という形を選んできました。
結果として、都市部よりは家賃や固定費を抑えられたこともあり、大きな負担を抱えずに済んでいます。
もちろん、地方ならではの難しさもあります。
それでも、この状況では無理に大きく事業を広げるより、自分の身の丈に合った規模で続けることが大切なのだと改めて感じました。
これからも焦らず、一歩ずつお店を続けていこうと思います。


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