フィリピンでビジネス2021 その33 たこ焼きに依存せずが正解

フィリピンのイロイロにある田舎町、サンタバーバラにてMushin Japanese Cafeを経営しながら日銭を稼いでいるTakaです。

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小さな田舎町にたこ焼き屋が乱立

私がたこ焼きをはじめた2019年11月時点では私だけがたこ焼きを販売していたのですが、2021年5月末時点ではなんと7店舗になっています。

これがフィリピン人。

自分でもマネできると思ったら、後先考えずに始める。

1990年代にMade in Chinaの偽コピー品が日本に大量にありましたが、それに近いものを感じます。

ちなみに、私のお店をのぞいて有名なのはTakotakoっていうところと、Otakoというところの2店です。

Takotakoは2か月で市内に10店舗くらい作って、いきなりステーキみたいな感じになっています。

値段は4つで120円、8個で240円です。

Otakoは本当は「おおタコ」って読ませたいのでしょうが、日本語で「オタコ」って書いており、間違いなく現地の人が無理をしたんだな状態のたこ焼き屋です。

値段は6つで220円です。

私のMushinのたこ焼きの値段は11個で220円です。

すでにOtakoさんからはお客がいなくなってしまっており、たまに横を通ると店員がスマホを触っているのをよく見ます。

Takotakoさんはまだお客がいるみたいですが、私のお客さんがOtakoさんの味が悪いと伝えに来てくれることがよくあるので苦戦しているのかもしれません。

他の店ですが、Josieのお店のたこ焼き屋デリバリー専門のたこ焼き屋があります。

デリバリーのところはほとんど稼働していないようです。

そして、YASAIYAKIなどというものを販売する人まで現れました。

これも同様、「伝統的な日本のYASAIYAKIの味です。」とかFBに投稿しています。

なんか、すごい。

そして、最近新しいたこ焼き屋の張りぼて店舗ができたようですが、なんとそこはJosieの姉の店でした。

彼女たちは私との約束を速攻で裏切り、たこ焼き屋をスタートしたのですが、売り上げが少ないことで人件費を圧迫した結果、お互い衝突してしまい、Josieが姉を追い出したそうです。

そして姉が復讐に燃えているのかは知りませんが、同様にたこ焼き屋みたいなものを始めたようです。

どちらも先ほど同様「伝統的な日本の味」みたいな謳い文句。

日本も日本人も嫌いなどと最後の方は私に話しておきながら知りもしない日本の文化にすがる彼女を見ていると、フィリピン人としてのプライドなんてないのも伝わります。

「フィリピン人は家族を何よりも大切にする」と熱く訴えていた彼女たちですが、わずか一か月でこれ。

あんなに家族3人で私の前で泣きじゃくりながら乞食のようにお金を催促してきましたが、彼女たちにとっての家族愛はカマキリやバッタのような共食いだったようです。

フィリピンの家族愛ってみていて気持ちいいですね。

たこ焼きという言葉が有名になって、味を求めた結果私のところにたどり着く結果に期待します。

ラーメン・餃子・焼きそば がそこそこ売れてくれる

ここまで乱立するとは予想しませんでしたが、本当にたこ焼きに依存しないでよかったです。

なんだかんだで頻繁にラーメンを食べに来てくれるお客さんがいるのは嬉しい。

値段は130ペソ、280円と超絶安いのですが、それでもこっちの人からしたらちょい高い。

普通のフィリピン料理屋で食べると60ペソくらいだから、2倍超ってことになる。

餃子は5個で100ペソ、220円です。

味に関しても相当時間をかけて味の研究をした甲斐があり、高いかもしれませんが食べたお客はとっても喜んでくれます。

焼きそばは2人前で120ペソ、260円程度です。

メニューの写真を変えてからそこそこ売れるようになってくれました。

私のお店は味はいいかもしれませんが、そもそもの資金力がないから食べられないと、たまに聞くことがります。

MECQとLiquor ban

コロナ陽性者が増えたことでMECQになり、戒厳令がひかれたフィリピン・イロイロ。

それにともない、また酒類の販売と購入が禁止となりました。

期間は6月末までの一か月間。

私が今回ラッキーだったのは、アパートのオーナーが酒の卸をしているので、ひっそりと購入して部屋で飲むことができます。

去年は手作りでワインなんぞを作って飲んでいましたが、今年はそんなことをせずともよさそうです。

ちなみに、Raineさんのバランガイは治外法権みたいなもので、普通にビールを購入して飲むことができるそうです。

よかったよかった。

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