無事にパスポートを手に入れたことでどうにか危機を乗り切ったと思っていた私。
しかしながらビザの延長が認められずに、国外に一度移動しなければならないことに。
しかしながらさらなる困難があることに気が付いたのです。
前回はこちら
フィリピンでストリートビジネス準備 その11 ビザの延長を試みたのですが
ECCの存在をすっかり忘れていた私
私が最後にフィリピンに入国したのは3月の初旬です。
そのためフィリピン滞在はおおよそ9か月ということになります。
今回帰国に当たり、ECCという書類をイミグレーションから発行してもらわないと、私は帰国することができないのです。
このECCというのは「Emigration Clearance Certificate」の略で、要はフィリピン滞在時に犯罪などを犯しませんでしたよ、というものです。
なら、それをチャッチャと発行してもらえばいいとの話なのですが、そうもいかないのです。
ECC取得に必要な準備
ECC取得にはあらかじめ用意しなければならないものがあります。
・パスポート ←もっている
・証明写真 ←簡単に用意できる
・500ペソ ←簡単に用意できる
・ビザ延長書類 ←もっている
・ACR-I Card ←もっていない
このACR-Iカードっていうのはフィリピンに3か月以上滞在する外国人が全員取得しなければいけない、外国人登録証のことです。
発行するのに数か月かかることもざらで、私が語学学校の真似をしていた時に、よく留学生が帰国後に発行されたカードが届いていたのを覚えています。
私はWE AcademyおよびエージェントからこのACR-Iカードを受け渡されていません。
おそらくですが、手続きはしているはず。私のビザを9か月間延長しているのだから。
延長時にACR-Iカードの登録もしないとつじつまが合わないことになります。
なので、まずはエージェントが私のACR-Iカード発行に関する手続きを行っているかどうかからの確認が必要です。
確かACR-Iの手続きを以前行ったとは思うのですが…。
いかんせん今はタイミングが悪すぎる。
年末年始は日本と比較できないほど、人の仕事や人の動きが鈍くなるフィリピン。
私のビザの期限は1月7日です。
最高パターンと最悪パターン
最高パターン1
年明けすぐに弁護士が動き、私が無事にACR-Iカードをゲットし、そのままECCを発行してもらい、チケットを購入し、帰国するパターン。
最高パターン2
イミグレーションのお偉いさんがラッキーなことに私の弁護士の法律学校の時の生徒でした。
フィリピンという国の特性を抑えて、弁護士がイミグレの職員に対して理由を伝えてビザの延長を認めるか、ECCを発行してくれるパターン。
まずいパターン1
弁護士は動いてくれてACR-Iカードを無事にゲットしたものの時間がかかりビザの期限が切れており、ペナルティを空港で支払い無事に帰国というパターン。
まずいパターン2
弁護士は動いたもののそもそもACR-Iの手続きすらしていない。
手続きを行うとともに、新しい語学学校の認可が下りた瞬間にLOA(公的な生徒としての受け入れ書類)を根拠に、罰金を支払いながらも観光ビザを延長するパターン。
他にもありますが、よくないことを考えすぎるのはよくないのでこれくらいにしておかないと、どんどん気がめいってくる…。
今回も完全に私のミス。
やってしまった。
コメント
こんばんは、いつも楽しく拝見しております。
今回の問題も正にザ・フィリピンですね。
無理に間に合わせて動くよりも、のんびりオーバーステイがいいですよ。
すべて書類が揃っても数ヶ月のオーバステイのペナルティーフィーはACR-Iカードホルダーが空港で払う旅行税3000ペソプラスより安いです。
後、日本に帰国するより 香港などへLCCで出国して その日もしくは翌日 再入国の方が安く済みますよ。
わたしは そのパターンでした。
コメントありがとうございます!!
励みになります。
私が一番懸念していることは、一度ワーキングビザの取得のためにAEPを取得し、
ビザ発行に向けても取り組んでいたのに、それをキャンセルしたことがイミグレの職員にどう映るかということです。
ブラックリストに載ってしまうと、さらに面倒くさいことになり、下手したら入国拒否にもなりかねないと
アドバイスを受けたんですよね。
なので今回は、お金を払ってでも安心・安全を手に入れる作戦で行こうと思っています。
お金が十分にない状況ですが、ここは必要な投資だと言い聞かせて手続きを行います。
どうか温かく見守っていただけるとうれしいです!!
私もECC発行でペナルティでした。もともとPEZAのVISAでしたがPRAのVISAに変更するにはPEZAのターミネート後75日以内にツーリストVISAに変更が必要でした。
ECC発行後7日以内に出国し、帰国時に再度PEZAになったのでツーリストに変更してもらいました。勝手知った香港に往復しましたが、台湾の桃園空港のほうが安かったようです。
ECC発行では先に航空券を買っておき、時間がない状況を作り、通常3~4日かかるところを翌日発行にしてもらいました。