フィリピンのイロイロにある田舎町、サンタバーバラにて日本食カフェと日本語教師をしながら暮らしているTakaです。
ミニフランチャイズに少しウキウキしている私がいます。
Rainさんに私の店で1日働いてもらいました
ある日、JennyとKezzaの親戚が無くなってしまった関係で、彼らから日曜日に休みたいとの申し出がありました。
日曜日は市内からの集客が見込めるのでお店を閉じたくない私。
そこでひらめいたのはフランチャイズを考えているRainさんに来てもらうことです。
私のたこ焼きを販売してみたいというRainさんに、片道1時間以上かかるが挑戦してみたいか聞いたところ、「ぜひやらせてください!!」という返事を貰えたので、彼女に私のお店に来てもらうことになりました。
当日は9時オープンのお店に8時45分に到着。
素晴らしい。誰かさんとは違います。
上にある青い丸が私が住んでいるサンタバーバラ、下の赤い丸がRainさんの住んでいる市内です。
彼女にはみっちり1日かけてたこ焼きを焼くことや、どんな道具を購入したらいいかなどを学んでもらいました。
往復の交通費+お給料で500ペソを渡しましたが、とっても喜んでましたね。
普段はセブにいる母親の送金と、自分自身が中東でハウスメイドとして働いていた時のわずかなお金で食いつないでいたそうです。
「こうやって働いてしっかりお金を貰えることが本当にうれしい」
とのことでした。
Rainさんの住むスラム地区でたこ焼きを販売するお手伝いをしてきました
後日Rainさんがたこ焼き販売をしたいとのことでしたので、私の休日である水曜日を使い、彼女のもとへ行ってきました。
日本人である私がたこ焼きを販売することがアドバタイズになりますから。
猫がお出迎えをして、そのあとですぐに寝てしまいました。
たまらん。
Rainさんとその妹さん。
一生懸命にたこ焼きづくりと販売に挑戦です。
味は私のものと同じ。
たぶんここでも行けるはず。
ぼろい装備ですが、私が最初に路上で販売したときと同じようなものです。
次回たこ焼きのターポリンを持参し、右側のテーブルに貼り付けようかと思います。
ザ、スラムエリアって感じです。
道が狭く入り組んでおり、両側が壁。
ここのバランガイだけ外から隔離された空間のような印象をうけます。
私も彼女と一緒にたこ焼きを販売しました。
こうやって見ると、年取ったなー
販売した印象としては、学校で販売していたときのような感覚です。
たくさんの子供、生徒、大人がたこ焼きを購入してくれていました。
サンタバーバラではみんなボックス箱単位で買いますが、ここでは1つから5つが何度も売れる感じです。
Rainさんも、家族もみんな一生懸命に協力し合いながら働いて、売れることがとても嬉しそう。
私はお昼ご飯をご馳走になった後、ビールまでご馳走になって大満足。
そのあとはまたサンタバーバラに帰りました。
彼女たちはバランガイの中での販売と、バランガイの外での販売を計画しています。
私はそれぞれの場所からたこ焼き販売賃を貰うことになりますが、バランガイの中からは毎週500ペソを支払ってもらうことにしました。
バランガイの外の販売料はまだ未定ですが毎週1000ペソ~1500ペソの間を考えています。
彼女に500ペソの販売賃を支払うように話したところ、
「Takaさん、本当に毎週500ペソだけでいいんですか?毎週500ペソってことはTakaさんの収入は毎日70ペソだけですよ!?」
との謙虚な返答が。
家族仲良くやりつつ、私に少しお金くれるのならそれでいいと伝えたら、家族皆さん超感動してくれていました。
おそらくですが、ここの場所での毎日の売り上げは1000~1500ペソくらい。
1日1200ペソとして、
1200ペソ×30日=ひと月あたり36000ペソの売り上げになるから、
利益が36000×0.75=27000ペソ。
私への使用量が2000ペソだから、彼女立ちの毎月の純益が25000ペソ
私の取り分は利益の約7.5%です。
今までほとんど無収入だった人たちにとったら、この25000ペソは相当な大きな暮らしの支えになるはず。
頑張ってほしいな。
その夜彼女から
「売り上げが1800ペソでした。こんなに売れるなんて思ってもいなかったから本当にうれしい。ありがとうございます!!」
とのメッセージ。
こんな風にお店を増やしたら、少しだけフィリピン人の助けになって、私もお金儲けができてWin-winになるかもな。