フィリピン・イロイロの田舎でビジネス2021 その7 コロナが終わったとしても経済はすぐに回復しない

フィリピンのイロイロにある田舎町、サンタバーバラにて小さなカフェ経営と日本語教師をしながら生活をしているTakaです。

写真は相方のJosieが作ってくれたキノウィンというスープ料理。

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コロナが終わりと経済の復活は別の話

「コロナが終わったらお店を再開する」

「外国人観光客を呼んで、また英語学校を始める」

こんな話を聞きますが、そもそもコロナの感染数が減ったとしても、経済が元に戻るのは別の話だ、と先日友達を話をしていました。

2月16日の現状では世界的にコロナの感染者・死亡者は約半減しています。

ワクチンを接種した国だけが数値の減少となっているのではなく、世界的に、少なくとも私が注目しているアメリカ、イギリス、日本、フィリピンにおいては半減です。

日本とフィリピンはいまだ国民にワクチン接種を行っていませんが、同様に死亡者は減少です。

このままいくと、おそらくほとんどの国においてワクチンの接種を行うことになりそうですが。

仮にこの先にコロナの感染者が激減して、私の生活の中心地となっているフィリピンが観光客の受け入れを再開したとしましょう。

外国人観光客はまたすぐにフィリピンに行くのでしょうか。

おそらくはそんなことにならないのではないかと思われます。

コロナ期間中は多くの人が収入減となり、海外旅行どころでない人が圧倒的に増えたでしょうし、フィリピンのような発展途上の国に先進国の国民がおいそれと移動するかどうかも怪しいところです。

仕事をリタイヤしたお爺さんがフィリピン人売春婦を求めて移動するようなことは一定数あるかもしれませんが、多くの人は国の移動に関して躊躇することでしょう。

それに、そもそも簡単にツーリストが国をまたいで移動できるかも怪しいところです。

ワクチン接種は義務付けられそうですので、ワクチンを接種・陰性証明書をゲット・その証明書が飛行機を乗れる根拠になる、、、なんてこともあるかもしれません。

PCR検査もセットになるかもしれませんし、そうなると国をまたいでの移動がお手軽ではなくて、なかなか面倒なことになるということです。

そんな中でこれまで通りたくさんの観光客が以前のように世界中にいる、なんていうことは難しそうですよね。

まだまだ経済が循環するまでには時間がかかりそうです。

日本人の方が尋ねてこられました

昨日いつも通りたこ焼きを焼いていたら、フィリピン人女性とアジア系男性の来店がありました。

話をよくよく聞くとその人は日本人ということでびっくりです。

そもそも、イロイロに滞在している日本人はとても少ないですし、コロナ流行によってすべての語学学校は閉鎖されてそれに伴い観光客はみなフィリピンからいなくなりました。

残っている日本人は数人知っていますが、それでも限りなく少ないようです。

そんな理由で私にとっては本当にびっくりすることだったのです。

どんな仕事をしているのか、どうしてわざわざイロイロに住んでいるのかなどの話をし、その後ラーメン、餃子、たこ焼きを食べてもらったのですが、喜んでくれていればいいなぁ。

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