フィリピン・イロイロ州の田舎町、サンタバーバラでたこ焼き・ラーメン・餃子のお店を営んでいるTakaです。
これまで住んでいたアパートでは、セキュリティガードがスペアキーを使って私の部屋へ侵入し、現金を盗むという被害が続いていました。
隠しカメラを設置したことで、その事実がようやく明らかになりました。
私は安全の確保と被害の弁償を求め、録画した映像を大家さんでもあり、以前勤めていた語学学校の関係者でもある方へ見てもらいました。
しかし、返ってきた反応は私が想像していたものとはまったく違っていました。
「十分な給料を払えなかったから、彼がお金を盗んでしまったことを申し訳なく思う。」
「なぜもう一人の日本人ではなく、Takaからだけお金を盗んだのか、その理由を知る必要がある。」
「彼は部屋に入ったことは認めたが、映像で確認できるのは不法侵入だけだ。」
私ではなく、加害者に寄り添うような対応でした。
約10万円相当の現金を盗まれたにもかかわらず、補償については一切応じるつもりはないとのこと。
この対応には心底がっかりし、このアパートを離れる決断をしました。
新しい部屋へ引っ越し
新しい住まいは、現在借りている店舗の大家さんが所有するアパートの一室です。
今回の引っ越しによって、自宅と職場が隣同士になりました。
そのおかげで、お店に置いていた荷物の一部を自宅へ移動でき、店舗スペースを有効活用できるようになりました。
さらに、部屋の広さも以前の2倍以上あります。
以前の住まいでは、何より蚊の多さに悩まされていました。
窓を閉めても、開けても、ドアを開閉しても、どこからともなく蚊が入り込みます。
毎日のように刺され続ける生活は、本当にストレスでした。
加えて、西日が強く差し込む部屋だったため、一日中とても暑く、夜も寝苦しい日々が続いていました。
暑いからといって窓を開ければ蚊が大量に入ってきます。
閉めれば暑い。
もちろんエアコンもありません。
扇風機だけでは汗が止まらず、本当に過酷な環境でした。
それに比べると、今の部屋は室温もそこまで高くなく、蚊もほとんどいません。
ようやく安心して生活できる環境を手に入れることができました。
唯一の難点は、トイレとシャワーが共同であることです。
フィリピンではよく見かける、便器の横にシャワーが付いているタイプですね。
それさえ慣れてしまえば、以前と比べて格段に快適な生活になりそうです。
最後に送った感謝のメッセージ
退去するにあたり、これまで部屋を貸してくださったオーナーへメッセージを送りました。
一つは、
「売上が厳しくなったため、もっと安い部屋へ引っ越します。」
という報告。
もう一つは、
「これまで部屋を貸してくださり、本当にありがとうございました。」
という感謝の言葉です。
しかし、そのメッセージに対する返事はありませんでした。
最後まで無視されたままで、この一件は何とも後味の悪い終わり方になってしまいました。
入居当初、このアパートにはほとんど住人がおらず、私は一年以上にわたって毎月家賃を払い続けてきました。
さらに、コロナ禍で経営が苦しいという相談を受けた際には、ローカルの入居者を募集することを提案し、Facebookを使った集客方法まで紹介しました。
その後、私の家賃は5,500ペソから4,500ペソへ下がりました。
ところが、実際にはフィリピン人の入居者へは3,500ペソで貸していたことを知ります。
理由を尋ねると返ってきたのは、
「家賃は固定ではない。住む人によって変わる。」
という説明でした。
もちろん、賃貸価格を自由に決めるのはオーナーの権利です。
ただ、私は外国人だから高くても仕方がないという考え方にも聞こえ、正直残念な気持ちになりました。
この出来事を通して、それまで私が行ってきたアドバイスや協力、そして決して快適とは言えない部屋で相場以上の家賃を払い続けたことに、虚しさを感じるようになりました。
ようやく一区切り
セキュリティガードによる不法侵入と窃盗。
そして、その後の対応。
被害者であるはずの私が、どこか加害者のような立場にされてしまったことは、本当に残念でした。
これ以上、私から歩み寄ることはありません。
少なくとも謝罪や被害に対する誠意ある対応がない限り、この問題は私の中で終わることはないと思っています。
それと同時に、こんなことで長く悩み、怒り続けてしまう自分自身にも少し疲れてしまいました。
だからこそ、この引っ越しを一つの区切りにして、前を向いていきたいと思います。
今日は12月4日。
サンタバーバラでは年に一度のフェスタの日です。
そのため、お店もお休みにしました。
JosieとJennyが私のために出かける予定を立ててくれています。
嫌な出来事はひとまず忘れて、今日は楽しい一日を過ごせたらと思います。


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