フィリピン・イロイロ州の田舎町、サンタバーバラでたこ焼きを販売しているTakaです。
現在は、たこ焼きに加えてドリンクやラーメン、そのほかのフードメニューも少しずつ準備しています。
今回は、その中でもラーメン販売を始めたときのお話です。
次はラーメン
売上が落ち始めた

以前も書きましたが、たこ焼きの売上はピーク時の約6割まで落ち込んでいました。
ロックダウン解除直後は、多くの人が外へ出てきたこともあり、想像以上によく売れました。
ですが、その特需も少しずつ落ち着いてきたようです。
高校前で販売していた頃は、4時間で2,000ペソ売れる日もありました。
しかし現在は、1日1,500ペソ程度。
しかも、この週は月曜日から木曜日まで雨続きでした。
飲食店にとって雨はやはり厳しいですね。
目標は1日3,000ペソ
当時考えていた最低ラインが、
1日売上3,000ペソでした。
計算すると、
売上
- 3,000ペソ × 30日 = 90,000ペソ
原価などを差し引き、利益率を約70%とすると、
約63,000ペソ
ここから、
- 家賃・水道・電気代:約10,000ペソ
- Josieと、新しく雇う予定のJadeの人件費:約20,000ペソ
を差し引くと、
私の手元には約33,000ペソ。
さらに、この中から設備投資も必要になります。
決して余裕がある数字ではありません。
だからこそ、売上を伸ばすためにできることは、どんどん試していく必要がありました。
まずは横幕を設置

看板より先に、ラーメンの横幕を作ることにしました。
本当は、
- お店の看板
- ドリンク販売
- ラーメン販売
- フードメニュー追加
という順番で進める予定でした。
ところが、看板はオーナーが「付ける」と言ったまま、なかなか動いてくれません。
デザインもターポリンも準備済みなのですが、いつになるのか分からない状況です。
そこで予定を変更し、
まずは横幕だけ設置することにしました。
Josieも一緒に作業してくれました。
この価格でラーメンを提供できる店は、この地域ではかなり珍しいはずです。
さっそく注文が!

横幕を付けて間もなく、一人目のお客様が来店。
最初の注文はテイクアウトでした。
あらかじめ100個用意していた使い捨て容器のおかげで、見た目もきれいに提供できました。
その後、店内で食べてくださったのは、サンタバーバラのゴルフ場でプレーを終えたフィリピン系カナダ人のおじいさん。
「町を散歩していたら、この店を見つけた。」
そう話してくれました。
食べ終わると、
「すごくおいしかった。」
と言って、スープまで完食。
初めてのお客様からこう言っていただけたのは、本当に嬉しかったですね。
Josieもラーメンを作れるように
その後は、Josieにもラーメン作りを任せてみました。
事前に伝えた手順をきちんと守り、問題なく完成。
味も安定していました。
ただ、彼女には「良かれと思って自己流にアレンジしてしまう」という癖があります。
そのため、誰が作っても同じ品質になるように、細かなマニュアル作りは欠かせませんでした。
飲食店では、「おいしい料理を作ること」よりも、「毎回同じ味で提供すること」の方が難しいと実感した瞬間でもあります。
ラーメンは救世主になるのか
当時販売していたラーメンは、日本ではあまり見かけなくなった辛ラーメンをベースにしていました。
フィリピンでは、国民的インスタント麺であるパンシットカントンが圧倒的な人気です。
内容量はほぼ同じでも、
- 辛ラーメン:約100円
- パンシットカントン:約40円
と価格は2倍以上違います。
もちろん、多くの人は安いパンシットカントンを選びます。
そんな中で、私たちのラーメンがお客さんに受け入れてもらえるのか。
お店の未来を左右する、新しい挑戦が始まりました。


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