フィリピン・イロイロの給料事情。私のお店ではどれくらい支払っているのか?

フィリピンでビジネス|売上・利益

フィリピン・イロイロ州の田舎町、サンタバーバラでたこ焼きを販売しているTakaです。

先日、一緒に働いてくれているJosieへ初めてのお給料を支払うことができました。

今回は、その出来事をきっかけに、私が住んでいる地域の給料事情について紹介したいと思います。

前回はこちら

電気が開通!ようやくお店らしくなってきました
フィリピン・イロイロ州の田舎町、サンタバーバラでビジネスを始めたTakaです。課題だらけの毎日ですが、一つずつ問題を解決しながら前に進んでいます。今回は、お店を始める上で最初の大きな課題だった**「電気を開通させる」**ことが、ようやく完了...

初めてのお給料を受け取ったJosie

給料を渡した翌日、こんな会話をしました。

Taka
給料のことなんだけどさ。
誰にも話してないよ。たかられたくないから。
Josie
Josie
Taka
この辺の人が、ひと月どれくらい稼いでいるか知ってる?
もちろん。Takaが私にかなりいい給料を払ってくれていることも分かってる。
Josie
Josie

その日の帰り道。

Josieはレチョフラン(プリンのようなフィリピンの定番スイーツ)を買ってきてくれました。

一緒に食べよう!
Josie
Josie
Taka
ありがとう!すごく嬉しいよ。無理しなくていいのに…。

高価なものではありません。

それでも、自分で稼いだお金で私に何かを買ってきてくれたことが、とても嬉しかったのを覚えています。

イロイロの最低賃金

フィリピンでは、日本と同じように地域ごとに最低賃金が異なります。

当時、私が住んでいた地域では、

  • 従業員10人以上の会社:日給365ペソ
  • 従業員10人未満の会社:日給295ペソ

となっていました。

市役所でも確認しましたが、この賃金体系は継続されていました。

365ペソを8時間で割ると、時給は約45ペソ。

日本円では約100円ほどです。

私のような小規模店舗なら最低賃金は295ペソなので、時給にすると約35ペソ、日本円で80円程度になります。

スーパーやコンビニ、マクドナルド、ジョリビーなど、多くの接客業もこの水準でした。

例えば日給365ペソで月22日働くと、

365 × 22日 = 月収8,030ペソ

これが当時の一般的な収入の目安でした。

語学学校講師の給料

以前、私がマネージャーを務めていた語学学校では、おおよそ次のような給与体系でした。

新人講師

  • 時給55ペソ
  • 授業5時間
  • 月19日勤務

月収:約5,225ペソ

中堅講師(勤続約5年)

  • 時給70ペソ
  • 授業7時間
  • 月19日勤務

月収:約9,310ペソ

ベテラン講師(勤続約10年)

  • 時給95ペソ
  • 授業8時間
  • 月19日勤務
  • テスト手当800ペソ

月収:約15,240ペソ

講師の多くは大学卒業者でした。

それでも新人講師の給料はかなり低く、生活が苦しくて辞めていく人も少なくありませんでした。

コールセンターは高収入と言われるけれど…

イロイロでは、コールセンターは「給料が高い仕事」の代表格です。

それでも当時、職員から聞いていた初任給は月13,000ペソ前後

深夜勤務や英語でのクレーム対応など、決して楽な仕事ではありません。

Mushin Japanese Cafeの給料

当時はまだ、たこ焼きだけを販売していました。

Josie

  • 時給60ペソ
  • 8時間勤務

日給480ペソ

週6勤務なら、

480 × 26日 = 月12,480ペソ

週5勤務なら、

480 × 22日 = 月10,560ペソ

日本の感覚では決して高い給料ではありません。

しかし、当時のイロイロの水準で考えれば、かなり待遇は良い方だったと思います。

今後採用するスタッフ

新しくスタッフを採用する場合は、

  • 時給50ペソ
  • 日給400ペソ

を予定していました。

週6勤務なら、

月10,400ペソ

週5勤務なら、

月8,800ペソ

さらに、勤務中の食事も無料で提供する予定でした。

実際、近所では

「日給200ペソ+食事付き」

という求人も珍しくありませんでした。

地方では、それほど賃金水準が低かったのです。

私自身はまだ利益ゼロ

ちなみに、この頃の私の手元に残るお金は月1万ペソ前後でした。

家賃、光熱費、水道代、ガス代、原材料費。

さらに設備投資やビザの更新費用まであります。

開業したばかりなので、お金は入ってくる以上に出ていきます。

それでも焦る気持ちはありませんでした。

事業は最初から利益が出るものではないと分かっていたからです。

当面の目標

当時の目標は、

1日売上5,000ペソ。

その頃は、

  • 2,000ペソを超えれば最低ライン
  • 3,000ペソなら上出来

という状況でした。

もちろん、5,000ペソは簡単な数字ではありません。

ですが、ドリンクや食事メニューを増やし、デリバリーにも対応できれば、地域で選ばれるお店になれる。

そんな未来を信じて、一歩ずつ前へ進んでいます。

コメント

  1. たー より:

    私がフィリピンに住んでいた15年ほど前 働いていたコールセンターでは 私は約85000ペソ 現地の方達は15000~20000ペソほどでした。
    地方とマニラではこんなに差があるのですね。
    イロイロのあるパナイ等はボラカイに行くときカティクラン空港を使っただけでしたが 次回は イロイロまで足を伸ばせたらと思います。
    その際は仲良くしてやってください。

    • taka より:

      15年前で85000ペソだなんて大企業ですね!!
      私のところでは高卒で10000ペソ稼いでいたら十分、
      大卒コールセンターで13000ペソ程度と聞いたことがあります。

      かなり地方と都市部の差はあるようですね。
      語学学校の一部を使っていた時から現在に至るまで問題続きです。
      ですが自己選択・決定ができ、自分の身の丈に合った中で知恵を出せるのが
      私にとっては幸せです。

      今後もよろしくお願いします。
      もし、イロイロに来られることがあるようでしたらご連絡いただけたらと存じます。

      まだまだ頑張りますね!!

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