フィリピン・イロイロの田舎町、サンタバーバラにて、コロナに負けじとたこ焼きやラーメンを販売しながらどうにか生きているTakaです。
今回はJosieが遅刻を繰り返すことと、それについて家族に私の思いを伝えた話です。
前回はこちら
家族が何度か訪問にきました
出勤時間9時でしょ?
完全に仕事に対する意識が低いな…。
Josieの体調を気にしてか、彼女の働く様子を見たいのか、彼女の家族が何度かMushinに来てくれました。
私はチャンスとばかりに、彼女のタイムカードを見せました。
実はJosieは常習的に遅刻をしており、私にとってのストレスとなっていたからです。
忙しい日は私は開店1時間前に出勤、閉店後1時間の残業、などということをしているのを知っているのに彼女は毎日15分の遅刻。
家族に対して
「彼女はMushinに来てからは一生懸命に働くが、御覧の通りそもそも遅刻がひどい」
「他の従業員が同じことをしていたら、とっくに首にしている」
「このような勤務態度を今後も続けるようならば、パートナーは解消して、他の人を見つける」
とはっきり伝えました。
彼女の家族は相当びっくりしているようで、私に対して厳しすぎるだとかなんとか言ってきましたが、私は最後まで妥協はしませんでした。
どう考えても彼女のだらしなさや、学ぼうとする気持ちが少なく、私の話を聞かずにいることの問題だと私は捉えたからです。
彼女に対しても、彼女の家族にも、私が一筋縄ではいかないことをわかってもらういいチャンスとも捉えました。
その後は3人で打ち合わせをして、いくつかのことを確認しました。
すると彼女の表情が一変。
ずっと私に頼りっぱなしだったこと気が付いたようです。
ですが、彼女は私に遅刻をしたことや、機嫌が悪いときに私を無視することについて、最後まであやまりはしませんでした。
けど、本当には簡単にパートナーを変えるようなことをしたくはない。
できることなら、仕事を通して彼女には人として成長してほしいと思っています。
次の日から彼女は以前よりちょっと早めに来てくれるようになりました。
そして私に、「Taka、大丈夫?疲れてない?」とか聞いてくれるようになったのです。
一時的かもしれませんが。
少しは響いたのかな。
こうやって経験を通じて学んでもらえるといいのですが、どうでしょうね。