遅刻を繰り返すスタッフとその家族への対応

フィリピンでビジネス|失敗・トラブル

フィリピン・イロイロの田舎町、サンタバーバラで、コロナ禍の中でもたこ焼きやラーメンを販売しながら、どうにか生き延びているTakaです。

今回は、Josieの度重なる遅刻について、ついに彼女の家族へ私の考えを伝えたときの話です。

前回はこちら

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家族が何度かお店に来てくれました

「Josie、もう9時20分だよ。出勤時間は9時でしょ?」

「数分くらい別にいいじゃん。」

「……なんだそれ。仕事に対する意識が低すぎる。」

そんなやり取りを何度繰り返したかわかりません。

当時のJosieは、ほぼ毎日のように15分ほど遅刻していました。

その一方で、忙しい日は私は開店1時間前から準備をし、閉店後も1時間以上後片付けをしていました。

そんな姿を毎日見ているはずなのに、彼女は時間を守ろうとしない。

私にとっては、大きなストレスになっていました。

家族の前ではっきり伝える

ある日、Josieの家族がお店に来てくれました。

体調を気にして来てくれたのか、それとも働く様子を見たかったのかは分かりません。

ですが、私はここがチャンスだと思いました。

彼女のタイムカードを見せながら、率直に現状を説明したのです。

「Mushinに来てからは一生懸命働いてくれている。」

「でも、ご覧の通り遅刻がひどい。」

「もし他の従業員だったら、とっくに解雇している。」

「この勤務態度が続くようなら、パートナーは解消して別の人を探す。」

かなり厳しい言い方だったと思います。

「厳しすぎる」と言われても

家族はかなり驚いていました。

「そこまで厳しくしなくても……」

そんな反応でした。

ですが、私は最後まで考えを曲げませんでした。

私から見れば問題は明らかでした。

遅刻を繰り返すこと。

学ぼうとする姿勢が弱いこと。

そして、自分に都合が悪くなると私の話を聞こうとしないこと。

このまま曖昧にしてしまえば、今後も同じことが続くだけだと思ったのです。

また、家族にも「私は簡単に流される人間ではない」ということを知ってもらう良い機会でもありました。

話し合いで確認したこと

その後、3人で今後について話し合いました。

確認した内容は次の3つです。

  • 私はいつも一緒に仕事ができるわけではない。日本へ帰国すれば、次にいつフィリピンへ戻れるかも分からない。
  • 教えたいことは山ほどある。しかし、時間を守るという最低限の約束すら守れない人には、何も教えることはできない。
  • JosieはMushinのオーナーではない。資金は100%私が出しているし、必要であれば別のパートナーを探すこともできる。

かなり厳しい内容だったと思います。

少しだけ変化が見えた

話を聞いているうちに、Josieの表情が変わりました。

それまで私に頼りきりだった自分に、少し気付いたのかもしれません。

ただ、それでも最後まで謝罪はありませんでした。

遅刻についても。

機嫌が悪い日に私を無視していたことについても。

そこは最後まで変わりませんでした。

本当に望んでいたこと

もちろん、私は本気でパートナーを簡単に切り替えたいと思っていたわけではありません。

できることなら、一緒に仕事をしながら成長してほしかった。

時間を守ること。

責任を持つこと。

社会人として当たり前のことを、一つずつ身につけてほしかったのです。

少しだけ前進

翌日から、Josieは以前より少し早く出勤するようになりました。

さらに、

「Taka、大丈夫?」

「疲れてない?」

そんなふうに私を気遣う言葉までかけてくれるようになりました。

もちろん、一時的な変化だったのかもしれません。

それでも、少しは私の思いが伝わったのかな、と感じた出来事でした。

人は一度言われただけでは変わりません。

ですが、仕事を通して経験を積み、その中で少しずつ成長していけるのであれば、それが一番理想的です。

私は、まだそう信じています。

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