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ランチがスタートしました
あれだけ先生が来なかったのに、日替わりランチをスタートしたとたん先生がカフェを利用してくれました。
大した告知もしてないのに来てくれて、食べてもらえることに。
なんだこの日本食との違いは。
最初はこの状況を受け入れられなかったのですが、立場が逆ならどうだろうかと考え、ようやく理解できるようになりました。
私がもし、フィリピン人に日本語を教える日本人として、同僚と共にフィリピン人の職場にいるとします。
そこで和食よりもちょっと高いフィリピン料理を毎日提供されていたとしてもたまにしか行かないでしょうね。
もし、和食を提供する吉野家とかあれば絶対にそっちに行きます。
同じことなのかもしれません。
利益は薄くてもいい
一人当たりの利益は30ペソと薄いですが、これでいい。
学校は月に20日間稼働しますが、毎日10人の利用なら利益は月に6000ペソ
毎日20人の利用なら12000ペソの利益です。
もし10人分の食事を従業員ひとりで毎日こなす実力があるなら、
従業員給与は昼食提供のみでもトントンです。
もし20人分を一人で毎日こなせるなら、十分な利益が発生します。
コーヒー一杯買うだけで従業員の給料1時間分がまかなえる計算なのですが、まぁフィリピン人は買わない。
だからしかたない。
例え10人の食事だとしてもさらに副次的にごはんのお替り、ジュース、シュークリームの購入などがあれば、それはすべて収入になるので、プラスになります。
食事の準備の合間に一人でも二人でも何かを購入してくれる人がいれば、それだけでプラスになります。
午前中は掃除した後ちょっとだけ買い物して準備するくらいだったから、これくらいの忙しさがちょうどいいのかもしれません。
初日は7人の先生が買いました。
420ペソの売りあげ、利益は210ペソ、430円程度です。
少ないですが、0よりははるかにまし。
それに今の私には昼食を作ること以外にアイデアがありませんし、集客能力もありません。
Jaezがいなくなってしまいます
Jaezは来週いっぱいで終了です。
最後の最後に彼女にチャレンジのし甲斐がある仕事を作れてよかった。
彼女はとても頭がいい女性。
どこでも働けるし、今の英語学校のお給料だって、WE Academyの先生の2倍以上のお給料です。
それでも私と一緒にいてくれたことに感謝です。
彼女と入れ替えで来てくれるのはFanny。
22歳のシングルマザー。
よくあるパターンでシングルマザーになってしまいました。
彼女は大学を卒業していません。
話した時に「ちょっと…大丈夫かな」と感じてしまいました。
ですがずる賢さを感じなかったのがよかったです。
他の候補者と比較した際に、やたら私に働きたいことをアピールしてきたので決めました。
彼女には
「たくさんの先生に毎日お昼ご飯を作って買ってもらうことが目標。」
「最低毎日10人。15人でいい感じ。20人ですごい。」
こんな感じで伝えています。
結局、13人の面接を予定していたのですが、
5人が来ませんでした。
7人と面接しました。
2人が面接の段階でシチュエーションが難しいと投げ出しました。
他の4人はその後連絡を取りましたが音信不通です。
彼女だけが何度も何度もメッセージを私に送り、アピールをしてくれました。
彼女もかわいいのできっと少しくらいの男の生徒は寄ってきてくれるかもしれません。
奇麗な女性がいつも来てくれることだけはラッキーかな。
毎日ちょっとだけやる気がでる。