フィリピン、イロイロにて無事にたこ焼きを学校内で販売する許可を得た私。
現状のたこ焼き機は電気を使うことや、穴の数が18ホールのため、たくさんの注文にはなかなか対応ができなくなることがかつてありました。
そこで28ホールのガスを使ってたこ焼きを作り、試験販売をしてみました。
前回はこちら
ガスを使う際に考えなきゃならないこと
ガスボンベを購入したのですが、私が何もわかっていないこともあり、ちょっとだけ最初は戸惑いました。
まずはボンベを購入しないといけないとのことです。
小、中、大の3種類のボンベがあり、当然ながら値段はそれぞれ異なります。
小の値段は2500円、中の値段は5500円。
大は私のビジネスにはそもそも適していないので確認すらしていません。
今回はお金の余裕がそれほどなかったので小のガスボンベを購入しました。
これ+中身のガス料金、私が購入したのとは異なるアタッチメント等々、トータルで3000円の出費です。
動作確認をしたところ、私でもガスを使うことができたので大きな問題はありません。
ガスボンベはおそらく常に二つ必要になると思われます。
一つのボンベを使い、なくなったらお店に行き、交換してもらう、という流れではボンベの中身を使い終わってから交換までの間、お店は営業することができなくなります。
私は今回小さいガスを購入したのですが、これをサブのガスとして使用し、お金を作り次第すぐに中型を購入してメインに使う予定です。
5500円のボンベ代金+ガス2000円が必要です。
今回購入した小さいガスは私でも持ち運びができるので、日曜日の外での販売時に活用しながら、学校内ではサブタンクとして足元に置いておこうと考えています。
日曜日にたこ焼き販売予行演習
これまでも何度もアパート前でたこ焼きを販売していたのですが、持ち運びが可能となったので、日曜日は路上で販売しようと考えていました。
サンタバーバラの町中には私が確認しているだけで、
2-3台のブコ(ココナッツ)ジュースのカート販売
2-3台のアイスクリーム路上販売
5-6台のから揚げ路上販売
2-3台のバロット(孵化前の卵のボイル)カート販売
3-4台の適当ななんでも揚げ屋カート販売
があり、特色なく全く同じ商品を同じ味で販売しています。
また、私が確認している限り、販売許可証はどこにもありません。
ちょっと気になってJosieとタウンホールと呼ばれる役場に行って確認してきました。
さすがフィリピン
カート販売に関して確認したところ、営業の許可証はそもそも出すことができないそうです。
つまり、すべての販売者たちは、勝手にそれぞれが販売したいものを自己裁量で販売しているとのことでした。
もちろんですが、町役場の人たちは彼らが厳密にいえば違法なことを知っています。
ですが、警察でもないし、そもそも取り締まる気すらないので完全放置。
警察だって普通に購入していますし、役場の人だって普通に購入しているのを何度も見ています。
私が販売に関して尋ねると、イエスともノーともいわず、許可は出せないけれども、日本の食べ物はないから、みんなに喜ばれるものはみんな買うんじゃないか、との返事。
わかりやすすぎますね。
ということで、月~金の午後は学校で販売なので、日曜日のみ一定期間、人が集まるところで販売してみようと考えていました。
しかしながらJosieからストップがかかりました。
慎重になったJosie
彼女としてはたとえ周りが許可証がない状態で路上販売をしていても、私たちは学校で販売することもあるし、できる限りリスクを抑えてアパート前で販売をするべき、との意見をもっていました。
私はすこし残念でしたが、当然彼女の意見を飲み込み、アパート前でガスを使っての練習となりました。
よくよく話を聞くと、今後彼女の名前でビジネス許可を取る可能性があるので慎重になりたかったそうです。
そういう判断が彼女の口からきけて、私としてはよかったです。
結果的にガスを使ってのたこ焼き販売も何のトラブルもなく終えることができました。
前日に仕込みを終えたい私
私は午前中に一人で仕込みを行うことができる時間があります。
しかしながら、Josieにお給料をできるだけ渡したいことや、今回は自分が働く時間をできるだけ減らして、経営に携わる時間を確保する、ことを考えています。
なので基本的には販売後に市場で野菜を仕入れて仕込みをする、という流れにもっていこうと考え中です。
今はたこ焼きがメインなので、キャベツ・小葱のカット、粉の調合、などがあげられます。
おそらく材料の購入、カット、保存が必要なので合計1時間~1時間半程度の仕事となりそうです。
Josieに仕事後に仕込みをしてもらい、切った野菜は冷蔵庫の中で保管です。
ようやく仕込みを理由に冷蔵庫のスイッチを入れることができそうです。
これで部屋でも冷たい飲み物を飲むことが可能になります。
どうか学校内での販売が、サンタバーバラの生徒たちのハートをキャッチしてくれますように!