フィリピンでストリートビジネス準備 その14 高校でのビジネス交渉

フィリピン、イロイロで悪戦苦闘している私。

先日、やっとのことでビザの延長が認められほっとしました。

次は高校での出店を見据えての行動を開始したのですが、またもや難題が降りかかります。

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サンタバーバラの高校に再交渉

繰り返される「担当者がいないから」

今回で学校の訪問は3度目です。

最初の訪問では「担当者がいないからわからない」

2回目の訪問では「もうじき休みに入るから新年始まってから」

そして今回は「担当者がいないからわからない」

私は担当の窓口がどこかわかっていません。

Josieもあくまでも生徒なので、どのような手続きをどこで行ったらいいのかわかりません。

そんななかで、学校内のお店を持っている人にどうやってお店を持ったのかを聞いて回っていたのですが、聞く人聞く人こんな感じの返事でした。

そして、どこかよそよそしい。

彼らの真意

Josieに私の違和感について伝えたところ、彼女もそれを感じていました。

彼女曰く、私とJosieがあまり彼らに歓迎されていないようです。

理由は簡単。

パイの奪い合いになるから彼らの利益が減るからだろう、とのこと。

彼らは全員どのような手順を踏むと、出店できるかを知っています。

なぜなら彼ら自身がお店を構えているからです。

それなのに、詳しいことはわからない、連絡先もわからないという態度は、私をイライラさせるにあたり十分な効果でした。

彼らの言葉を信じてひと月以上待ち続けていたのですから。

彼らの態度には正直がっかりしましたが、実は私には秘策があったのです。

毎日ビールを飲み続けた成果を発揮

お酒を飲み歩いた理由

私には実はサンタバーバラの高校の先生の顔見知りがいます。

なぜなら毎日毎日この小さい街を歩き回り、レストラン、小規模飲食店(カリンデリア)、極小のストア(サリサリ)を一軒ずつ訪問し、情報入手に徹していたからです。

そのなかでたまたま、学校の先生をしながらもサリサリストアをしているという女性と知り合いになることができたのです。

私はたまに彼女のところに訪問し、私の立場やたこ焼きを販売したいことを共有していたのです。

また、私がいつもJosieと一緒にいることを伝え、私と彼女が一緒にいる写真を何枚も見せることで、少しですが彼女の信頼を得ることができていました。

なぜかというと、私と一緒にいるようになった時期から、彼女のおてんばな部分が少しずつマイルドになっていったからです。

その女性先生はJosieが私とのかかわりからいろんなことを学んでいると捉えてくれていたようでした。

Josieが今後どうなるかは正直わかりませんが、今のところはお互い仲良く助け合っています。

先生は強い

学校で物販をしている人から拒否的な態度を取られて困っている、とビールを飲みながら打ち明けた私。

すると彼女の顔つきが変わってきました。

どうやら、私がとっていた行動はベストではなかったとのこと。

また、彼女はその学校内のお店に投資をしており、家賃収入の数パーセントが彼女の収入にもなるとの話をしてくれました。

つまり、私が出店することで彼女にも利益があるのです。

その先生曰く、担当マネージャーは確かにいないけれども、なんとでもなるとのこと。

彼女の作戦は「午前しか販売していない店舗があるから、そのお店で午後たこ焼きを販売する」というものでした。

相手にとっては家賃を折半することができるのでお互いにとって利益がある話だろう、とのことです。

さらには、私がその先生と一緒に学校の担当と打ち合わせをする前に店舗の担当と打ち合わせをしてくれるそうです。

今はお店を他社と共有して、空きができたら即座に移動して販売するのがいいのでは、と教えてくれました。

家賃をシェアできるのなら私にとってもお店の持ち主にとってもWinWinですよね。

私はすぐさまその場でJosieに連絡をし、先生に電話を交換しました。

これによって、私、Josie、先生の3者で情報を共有することができたのです。

学校へ再訪問、すると

後日、学校へ再訪問しました。

まずはJosieと待ち合わせ、そして先生に会いに行きます。

先生曰く、相手も私が家賃を半分負担することについて利益があると感じてくれたそうです。

ほぼOKだけれども、実際に私とも話をしてみたい、とのことでした。

さて、交渉はうまくいくでしょうか!?

可能ならば私は冷蔵機能付きのショーケースも設置して、冷たいものも生徒に提供したいのですが…。

たこ焼きメーカーを購入

ガス式のたこ焼きメーカーを購入しました。

28個のたこ焼きを作ることができるものです。

56個のたこ焼きを作ることができるより大きなものもあったのですが、今回は初めての購入だったので28個バージョンにしておきました。

これまで使っていたたこ焼きメーカーは、電気で調理するタイプのものでした。

そのため、私は自分のアパート前まで延長コードを使ってたこ焼きを作っていたのです。

ですが今回からはガスなので、どこでもたこ焼きを作ることができます。

学校での販売が決まるまでは、トライシクルに荷物を載せて移動し、炎天下だろうが路上で販売をする予定です。

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