どうにか販売許可を得ました

ストリートフードビジネス準備

フィリピン・イロイロで、学校内でのたこ焼き販売を目指している私。

ようやくサンタバーバラ高校に関係する先生とのつながりができ、その方の協力で、スクールカンティーン(学校内の売店)のオーナーと話し合う機会をいただくことができました。

ここから、新たな一歩が始まります。


前回はこちら

高校でのビジネス交渉
フィリピン・イロイロで悪戦苦闘している私。先日、ようやくビザの延長が認められ、ひとまず安心することができました。次に動き始めたのは、高校でのたこ焼き販売計画です。ところが、ここでもまた新たな壁が立ちはだかるのでした。サンタバーバラ高校へ三度...

スクールカンティーンのオーナーと初交渉

約束の日。

スクールカンティーンを経営するオーナーと話し合うため、学校を訪れました。

相手は英語がほとんど話せないため、今回もJosieに通訳として同行してもらいます。

そして結果は

無事に営業の許可をいただくことができました。

大きかったのは、家賃の提案です。

現在、その店舗は1日200ペソの家賃を支払っています。

私はそのうち150ペソを負担しますと提案しました。

相手にとっては家賃負担が大きく減るため、この条件をとても喜んでくれました。

営業日は土日を除けば月22日ほど。

私の負担は、およそ3,300ペソ程度になる見込みです。

以前、語学学校で営業していた頃は、

30日で20,000ペソ。

つまり1日あたり約667ペソの家賃でした。

さらに最後には、

家賃60,000ペソ、

電気代20,000ペソ、

合計80,000ペソという条件まで提示されました。

これを日割りにすると、なんと1日約2,667ペソ。

改めて比べると、今回の条件がいかに現実的かが分かります。

学校には約8,000人の生徒がいます。

そのうち、わずか1%。

毎日80人ほどのお客様に来てもらえれば十分勝負になるはずです。

とはいえ、課題は山積み

営業許可はいただけました。

ですが、ここはフィリピン。

安心するにはまだ早すぎます。

さっそく新しい課題が見えてきました。

営業できるのは午後だけ

私が営業できる時間は、

午後1時から5時までの4時間だけです。

これは最初から分かっていたことですが、改めて考えると少し不安になります。

理由は単純。

午前中は現在のオーナーが営業しているからです。

そして、そのオーナーが午前しか営業しないのにも理由がありました。

フィリピンの高校生は、朝、親からもらったお小遣いの大半を午前中に使ってしまうそうです。

午後になる頃には財布が空っぽ。

日本なら「もう少し計画的に使えばいいのに」と思ってしまいますが、これが現実です。

さて、私のたこ焼きは、午後までお金を残そうと思ってもらえる商品になるでしょうか。

私の区画だけ電気がない

さらに困ったことがありました。

なんと、

私が使う予定のスペースだけ電気が通っていないのです。

これでは営業の幅が大きく制限されてしまいます。

そこで店舗オーナーには、

学校側へ電気工事をお願いしてもらえないか相談しました。

もし学校が対応してくれないのであれば、

近くの店舗へ毎月いくらか使用料を支払い、電気を分けてもらう方法も考えています。

なぜそこまで電気が必要なのか。

私は将来的に、たこ焼きだけではなく、

冷蔵ショーケースを設置して、

ドリンクや冷たいデザートなども販売したいと考えているからです。

電気がなければ、その計画は実現できません。

突然始まった「エコ活動」

さらに学校から予想外の話がありました。

環境問題への取り組みとして、

プラスチック製品の使用を制限する

という方針が出たそうです。

私のたこ焼きは基本的に紙容器を使っています。

ですが、その紙容器が認められるのかどうかは、まだ分かりません。

一方で校内を見渡すと、

ほとんどのお店が、

プラスチックカップ、

プラスチック容器、

ビニール袋

を普通に使っています。

これから本当にルールが変わるのか。

あるいは形だけなのか。

しばらく様子を見る必要がありそうです。

少しだけ贅沢な休日

それでも、営業許可が見えてきたことは大きな前進です。

その帰り、Josieと一緒に海まで約1時間かけて出かけました。

少しだけ贅沢をして食事。

とは言っても、二人合わせて約900円ほどですが。

海辺では、夢中になって水切りをするJosie。

そんな姿を見ていると、少しだけ心が軽くなります。

もう少しだけ頑張れば、

きちんと給料を払えるようになるはず。

そう信じて前へ進むしかありません。

帰宅後は、自分への小さなご褒美としてコンビニへ。

半年ぶりに、日本の少し高めのビールを買いました。

たまには、こんな日があってもいいでしょう。

……とはいえ、私はまだ安心していません。

ここまでの経験上、

このまま何事もなく順調に進むとは思えない。

きっと、また何か落とし穴が待っているはずです。

さて、次は何が起こるのでしょうか。

 

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