一時帰国、もしくはフィリピンを離れることを考えていた私。
ところが、観光ビザの延長を拒否されてしまいました。
現在のビザの有効期限は2020年1月7日。
時間だけが刻一刻と過ぎていく中、新たな展開が待っていました。
前回はこちら

思わぬ救世主との出会い
数少ない日本人の友人が、ある方を紹介してくれることになりました。
その方は、友人の会社の社長でもあり、フィリピンで幅広い人脈を持つ人物です。
しかも大みそかには自宅へ招待していただき、おいしい日本料理をごちそうになりました。
宿泊までさせていただき、帰りは車で送っていただくという至れり尽くせり。
年末の慌ただしい時期に、久しぶりに心が落ち着く時間を過ごすことができました。
ですが、本題はここからです。
「今は出国しないほうがいい」
私の状況を一通り説明したところ、返ってきた答えは意外なものでした。
「今すぐ出国するのは危険かもしれない。」
理由は、語学学校とのトラブルです。
私がワーキングビザ取得のために約10万円を支払ったにもかかわらず、結局その学校を辞めて観光ビザになっている。
その経緯を見たイミグレーションが、不審に感じてビザ延長を拒否した可能性が高いのではないか、ということでした。
……まさに、その通り。
さすが、経験豊富な方は見るポイントが違います。
一番怖いのはブラックリスト
さらに気になる話も聞きました。
たとえACR-Iカードを取得し、ECCを発行して無事に出国できたとしても、もし私がイロイロのイミグレーションで「問題人物」として扱われていた場合、
再入国の際に、入国拒否される可能性があるというのです。
つまり、
出国できても、戻って来られないかもしれない。
それだけは絶対に避けなければなりません。
まずは私のパスポート情報が、ブラックリストのような扱いになっていないか確認する必要があるとのことでした。
もちろん、私にはそんな情報を調べられるような人脈はありません。
そこで、その方のネットワークを使って、私の状況を確認していただけることになりました。
本当にありがたい限りです。
思いもよらない延命策
さらに、その方は語学学校の運営にも関わっていました。
もし観光ビザが失効しそうになった場合は、その学校の学生という形にしてもらい、入学許可証を発行してもらうことで、ビザ延長の申請ができるというのです。
つまり、一時的に語学学校へ在籍する形です。
学生として在籍している以上、イミグレーションも簡単には延長を断れないはず。
さらに、イロイロのイミグレーションから私の情報がマニラまで共有されていなければ、マニラで手続きをしたほうが安全な可能性もあるという話まで聞くことができました。
私が知らない世界が、まだまだあるものです。
タイムリミットは残り1日
年が明けても、土日や祝日が重なり、なかなか動くことができませんでした。
そして、ついにビザが切れる前日。
私は、とある語学学校の学生という形で、ビザ延長の申請をしていただけることになりました。
しかし、ここでも問題がありました。
どうやら私は、
「語学学校を裏切り、お金も払わず逃げ回っている日本人」
として認識されていたのです。
どうやら語学学校のオーナーが、そのように周囲へ話していたようでした。
……まあ、予想通りですね。
私は一つひとつ事情を説明し、どうにか誤解を解いていきました。
完全に理解してもらえたとは言えませんが、少なくとも話は聞いてもらえるようになったと思います。
あとは、無事にビザが延長されることを祈るだけでした。
私に残された二つの選択肢
この時点で、私には二つの道がありました。
① 一時帰国を目指すルート
- 学生として1か月ビザを延長
- ACR-Iカードを取得
- ECCを発行
- 日本へ一時帰国
- 再びフィリピンへ入国
最も早く実行できる方法です。
ただし問題は一つ。
もし私がブラックリスト扱いになっていれば、日本へ帰ったあとフィリピンへ戻って来られない可能性があります。
② 学生ビザからワーキングビザへ切り替えるルート
- 学生として1か月ビザを延長
- その間にサンタバーバラの学校が認可校になる
- LOA(入学許可証)とSSPを取得
- 学生ビザへ変更
- ワーキングビザ取得
- 日本へ一時帰国
- フィリピンへ再入国
こちらはかなり安全な方法です。
しかし、一つ大きな問題があります。
わずか1か月で学校がTESDAやSSPなど必要な認可を取得できるのか。
そこが最大の不安材料でした。
さて、私の運命はどちらへ転ぶのでしょうか。
ストレスから少しだけ逃げる旅
張り詰めた気持ちを少しでも和らげるため、Josieと一緒にマンゴーで有名なギマラス島へ小旅行に行ってきました。
実は彼女も、大きな悩えを抱えながら毎日を過ごしています。
家族の問題。
そして、お金の問題。
話を聞いていると、半分は彼女自身にも改善できる部分があり、もう半分は周囲の環境や家族に原因があります。
……まあ、人のことは言えませんけどね。
ちなみに私は、彼女の食事代や移動費は負担しています。
ですが、支払うのはあくまでローカルフィリピン人と同じ生活レベルです。
食事は一回60ペソほど。
移動はトライシクルやジプニーだけ。
ちなみに、彼女と一緒にタクシーに乗ったことは一度もありません。
私自身も、できる限りフィリピン人と同じ金銭感覚で生活するよう心掛けています。
まだまだ問題は山積みです。
それでも、一つずつ乗り越えていくしかありません。
必ず、この状況を乗り越えてみせます。

コメント