フィリピンでストリートフードビジネス その5 大学で面接をしてきました

弁護士事務所を訪問し、具体的な要望を伝えてきた私。

私のパスポートなど知らないという学校側に対して、証拠品を弁護士に提示しました。

それとは別に、Josieの協力もあり、既存店と提携してたこ焼き販売ができそうな雰囲気になってきました。

前回はこちら

たこ焼きのことばかり考えていましたが、現実と向き合わなければなりません。 パスポート奪還に向けて弁護士事務所を訪問しました。 前...
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大学に行ってきました

私がコネクションをもっている大学はWVSU、ウエストビサヤ大学です。

今回は学校で講師として働く日本人講師からお誘いを受けて学校に訪問です。

そのお誘いは、「イロイロの日本企業が、翻訳できる日本人を探している」とのことです。

私も生活もあるし、話を聞くだけ聞いてみることにしました。

それにしてもありがたい。

相手の要望

私が大学に着くころには相手の企業の方もすでに着席済み。

私は名刺がないので、相手の名刺のみいただきました。

会社の方が3名、私、WVの先生、イロイロに10年以上住んでいる日本人男性、合計6名でのミーティングです。

事前に相手先の会社のことは調べていたのですが、フィギュア世界大会のスポンサーもするような会社ですので、いわゆる大企業ですね。

私の自己紹介、大学を卒業してから今に至るまでをざっくりと話すと、相手はちょっとうれしそう。

なぜかというと相手が探していたのは翻訳ではなく、現地で働くフィリピン人の従業員に日本語を教えるという内容でした。

私が教育に携わる仕事をしていたことが会社の人たちにとってはよかったようです。

え・・・?フィリピンで日本語教師・・・?

規模について

ちょっと驚きながらも内容を聞いてみると、

①200人程度いる従業員のうち、20%程度、つまり40人ほどが日本語を学ぶ意欲がある。

②一クラス10人以下に設定し、4~5クラスを受け持ってほしい。

③生徒は週に1度の授業を90分間受ける。私は2~3日かけて4~5コマの授業をもつ。

④2年後にN4レベルの日本語の習得を目指す、とのことです。

とりあえずもう少し詳しく聞いてみたかったのですが、相手の詳しい情報を私に提供できる人が体調不良で休んでいるため、今後はメールでのやり取りとなるそうです。

なので私はお給料のことも時間のことも全く分からないままです。

これまでWE Academyを辞めた先生や、私の友達に日本語を教える機会はあったのですが、本格的なのは初めてです。

まずは生活のためのお金が第一なので、それを聞いてから再検討しなきゃ。

こんなぐちゃぐちゃな状況にもかかわらず、

・語学学校のマネージャー

・カフェの経営

・たこ焼き販売ビジネス

・日本語学校教師

こんな感じで案件がやってくるだなんて驚きですね。

Josieから泣いて連絡が来ました

OJTの最中のJosieから連絡がきました。

ロッカーの中に入れていた荷物の財布からお金が盗まれてしまったとのことです。

普通に考えて警察案件ですが、学校側とホテル側において警察への連絡はできないようになっているとのことです。

彼女が盗まれた金額は1200ペソ、2500円です。約2.5日分の労働対価と同じ大金です。

彼女がお母さんがマニラに出張に行く前にもらった、来週末までの9日分の生活費でした。

私はポリシーですのでお金はあげません。

彼女もそれをわかっています。

「実習中で体がしんどいのはわかるけれども、お金は貸すから、日曜日一生懸命一緒にたこ焼きを売ろう。給料から差し引く。」

と伝え、彼女も同意。

彼女も私もしんどい状況ですが、踏ん張っていくしかありません。

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