たこ焼きのことばかり考えていましたが、現実とも向き合わなければなりません。
まだ解決していないのが、語学学校との問題です。
私の手元にはパスポートがありません。
そこで再び弁護士事務所を訪れることにしました。
前回はこちら

前回弁護士事務所を訪れた記事はこちら

再び弁護士事務所へ
前回は突然の出来事に動揺し、とにかく相談することだけで精一杯でした。
今回は違います。
お願いしたいことを整理し、証拠になりそうな資料もまとめてから相談に向かいました。
弁護士さんにお願いしたのは、主に3つです。
① パスポートの返却について
まずは学校側に連絡を取り、私のパスポートの所在を確認していただくこと。
以前、学校のマネージャーへ確認した際には、
「管理者が持っている」
という返答を受けていました。
そのやり取りはスクリーンショットで保存していたため、印刷して弁護士さんへ提出しました。
その後、弁護士さんが学校へ連絡してくださったところ、
「パスポートについては知らない」
という回答だったそうです。
私自身、その返答を聞いて少し驚きました。
以前に受けた説明とは内容が異なっていたからです。
② エージェントへの確認
私としては、パスポートはエージェントが預かっている可能性が高いと考えていました。
そこで、弁護士さんにエージェントとも連絡を取っていただくようお願いしました。
実は以前、パスポートを預ける際に、
「コピーを取り、ビザのページへサインをしてください」
とお願いしていました。
そのコピーも写真で保存しています。
もし預かっていなければ、そのサインをする理由はありません。
私にとっては、当時の状況を示す一つの資料になりました。
③ 支払いについて
最後は費用の整理です。
私は学校の管理者ではなく、学校側の弁護士と直接話を進めてもらうようお願いしました。
確認していただきたかったのは、
- 双方が合意できる支払い
- 根拠について話し合いが必要な支払い
この二点です。
また、
- 家具の返却
- 今後この件で不要なトラブルにならないための合意書
についても相談をお願いしました。
今回は相談料として500ペソを支払いました。
前回より負担は軽くなりましたが、何よりも少しずつ前へ進んでいる実感が持てたことが大きかったです。
久しぶりに一息

その週は、JosieがホテルでOJT(実習)をしていました。
ところが彼女から届くメッセージは、
「遠い。」
「休憩も少ない。」
「実習だから給料も出ないし、ヤニもすえない。」
と、不満ばかり。
私も少し疲れていたので、気分転換に以前から気になっていた食べ放題のお店へ行くことにしました。
金曜日限定で150ペソ。
イロイロ市内なら倍近い値段のお店も多いので、かなりお得です。
一通り料理を食べたあと、
私は蒸し牡蠣。
Josieは蒸しエビ。
お互い好きなものを何度も取りに行きながら、久しぶりにゆっくり話をしました。
途中でJosieのお母さんも来られ、
「いつも娘を気にかけてくれてありがとう。」
と声を掛けてくださいました。
私も、これまでJosieがいろいろな場面で助けてくれたことへの感謝を伝えることができました。
Josieのひらめき

食事中、Josieは店員さんと楽しそうに話をしていました。
私は内容がよく分からなかったのですが、カフェやたこ焼きの話をしているようでした。
そして帰る直前、
Josieが笑顔で言いました。
「Taka、このお店の前でたこ焼きを売っていいって。しかも無料でいいって言ってくれたよ。」
思わず、
「えっ!?」
と声が出ました。
学校か移動販売しか考えていなかった私には、まったくなかった発想です。
既存のお店の前を借りて営業する。
その方法なら、人通りもあり、設備もある程度利用できます。
もちろん、「無料でいい」という言葉に甘えるつもりはありません。
長く良い関係を築くためにも、電気代や場所代として相応の金額はお支払いしたいと考えました。
こうして振り返ると、この頃は少しずつ
「できるだけ大きなお金をかけずに、まず試してみる」
という考え方が身についてきていました。
それは、その後のカフェ経営でも何度も役に立つことになります。

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