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カフェ退去に伴い物品を移動したのですが、語学学校のオーナーは納得がいっていないようです。
契約書がなかったのですが家賃が3倍になり、お金を払わないと窃盗で警察に通報すると、学校側の顧問弁護士と共に直接言われた私。
仕方がないので弁護士に相談です。
弁護士事務所訪問
フィリピンでも世間は狭い
私の知人の女性が、私が住んでいるフィリピン、イロイロのとある大学で日本語を教えている先生がいるのですが、彼女が私を心配して弁護士を紹介してくれました。
訪問して気が付いたのですが、その弁護士事務所は私が2年前に少しだけ日本人の翻訳のお手伝いをした時の事務所でした。
私がそこでクライエントととして訪れるとは…。
さらに、よくよく話をしてわかったことは、私が翻訳をお手伝いを数回してあまりに疲れる内容だったのでギブアップしたのですが、そのあとに彼女がバトンタッチをしていたようです。
世間は狭い。
最初に概要をメインの弁護士さんと話しながら30分程度で共有し、その後は若手のお弟子さんにバトンタッチ。
若手のお弟子さんとはだいたい1時間超のやり取りでした。
家賃に関して
いくら契約書がなくても、私は家賃を支払う必要があるそうです。
私が滞在した月数は5か月です。
これには私も合意です。
オーナーが請求している金額は根拠がないし、契約書もないし、そもそも2か月分の家賃を受け取っているのだからそれが根拠になるとのことでした。
ですがオーナーが示している金額と、私が最初に約束した金額が異なるため、そこは話し合いが必要とのことです。
家具の移動に関して
次は私を窃盗容疑で警察にリポートする、と話していた件ですが、窃盗には当たらないと話してくれました。
なぜかというと、もともと私のカフェスペースに備え付けられていて、5か月間利用しているということが根拠になるそうです。
テーブルの高さやいすの高さまでアレンジするのを許しておいて、窃盗はないだろうとの意見もいただきました。
逆に、私の家具ということもできそうだ、とのことです。
ふーむ。
もし、これで相手が私を警察に通報したら、弁護士さんがしっかり対応してくれると言ってもらえて安心しました。
パスポートに関して
もし、学校が私のパスポートをキープしているのなら、相手がしていることは完全に違法だそうです。
私としては、誰が保持しているかどうかは別として、はやくパスポートが戻ってきてほしい。
相談結果、費用
弁護士さんには公的な文書を作ってもらい、学校のオーナーに公的な人から届けてもらいました。
ですが翌日、オーナーはその文書の受け取りを拒否した、と弁護士さんから連絡がありました。
したがって、もう一度今度は一般的なレターとして文書を送ったようです。
費用
私が今回支払った費用は4,000ペソ、約8,800円です。
初回の弁護士さん 2,500ペソ
お弟子の弁護士さん 1,500ペソ
公的レター作成 500ペソ
公的方法でレター郵送 500ペソ
という内訳でした。
まだまだ気は緩めることができませんが、弁護士さんから「まったく問題ない。相手があきらかにおかしい」と話してもらえると、すこし安心します。
また、私が一番のポイントにしていることは、金額ではなく学校のオーナーに後から嫌がらせをされないことであることを共有しました。
私にかかわらない、蒸し返さないということに関する宣誓書にサインをしてもらうことがゴールです。
はやくこの件を終わらせたい。