フィリピンのイロイロ市でカフェ経営をしていたものの、ある日突然家賃が3倍になり退去せざるを得なくなった私。
弁護士を通じてパスポートの返却、常識レベルでのお金の支払いを目指している傍ら、たこ焼きを大学で販売したら思いのほか売れました。
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Contents
2匹目のどじょうを狙う私
アパート前でたこ焼きを販売し、二匹目のどじょうを狙う私。
私が知りたかったのは、
①トライシクルで移動している人が止まるかどうか
②そもそも人が来るかどうか
③購入できる値段かどうか
④味
この4点です。
以前は言われた言葉をうのみにしすぎて、店を出す前に何もチェックしませんでした。
なので今回は場所を借りる前にできることをしてみました。
わざわざ部屋から延長コードを何本もつなげて外でたこ焼きを焼けるようにしました。
もちろん、アパートの管理人の許可は取っています。
いつも通り、JOSIEにも来てもらいました。
扇風機も設置して準備完了です。
結果
11時から3時まで続けて、たったの14皿、520ペソでした。
通行人は約30人でしたので、半数近くの人が購入してくれたことになります。
ですが、いかんせん人がとにかく来てくれません。
そのため、たこ焼きが売れません。
Josieからも「Taka、だから私この通りはキモイっていったじゃない。」
と言われてしまいました。
トライシクルの人たちは何台も店の前を通っていきましたが、基本素通りです。
彼らが私の場所でいったんストップすることがないことがよくわかりました。
ここでもう一度立地の確認です。
立地に関して
右下にある小さい〇が私の場所、大きい丸がマーケットです。
私のアパートからマーケットまでは100m。
マーケットに行けば人はたくさんいます。雨でもごらんの通り。
私のところにはとにかく人が来ません。
なぜなら住宅地だからです。
一方、かなりのティーンが毎日たむろしている通りがあります。
それが地図中央のナショナルハイスクールの通りです。
この学校だけでも生徒は8,000人はいるそうです。
さらにはほかの学校もありますから、小学生から高校生の数だけでも10,000人を超えるのは間違いありません。
私は彼らを毎日遠くから観察していますが、
50ペソのミルクティ
60ペソの食事
をほぼ毎日購入しているのは間違いありません。
大学での成功例を考えても、この近辺で35ペソのたこ焼きを実演販売できれば間違いなく結果につながると思います。
ですが、すべての場所はすでに所有者がおり、使うことができません。
そこで私とJosieが一緒に考えていたことは…。
次回載せます。