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新しい仕事の誘い
私が信頼している先生の一人と、ゆっくり話をする機会がありました。
以前も書きましたが、語学学校ではたくさんの先生が退職し、その一部の先生方が新しい語学学校を立ち上げることになりました。
その先生たちは、新しい学校「Power House(PH)」で私にマネージャーとして働いてほしいと声をかけてくれました。
提示された条件は次のようなものでした。
- 1日4時間勤務
- 食事と部屋を無料で提供
- ビザ更新費用を負担
- 生徒を紹介した場合は紹介料あり
- 毎日4時間授業を受けられる(受講しない場合は、その分を給与として支給)
もちろん、新しくできる学校なので、大手エージェントとの強いネットワークはまだありません。
だからこそ、生徒を集めるためにさまざまな工夫を考えている段階でした。
もし私がここで働けば、生活費を抑えながら安定した収入を得ることができます。
さらに空いた時間を使って、カフェ経営にも取り組めそうです。
サンタバーバラでカフェを続けるという選択
マネージャーとして働くなら、生活の拠点はサンタバーバラになります。
つまり、
- マネージャーとして学校を支えること
- カフェを経営すること
この二つを両立できるかを考えなければなりません。
勤務は1日4時間。
例えば午前8時から正午まで学校で働き、午後からカフェに立つ。
そんな働き方も十分現実的だと感じました。
また、授業を受けない場合はその分が給与になるという制度も、当時の私にとっては魅力的でした。
家賃の負担が大きく減る
家賃は月8,000ペソ。
日本円で約17,000円です。
以前いた語学学校では、
- 6月は20,000ペソ
- 11月には60,000ペソ
という状況でした。
それと比べると、毎月の固定費をかなり抑えられます。
また、今回は学校ではなく、物件のオーナーと直接契約する予定でした。
契約内容を事前にしっかり確認したうえで進められることも、大きな安心材料でした。
サンタバーバラの市場
サンタバーバラには、当時カフェらしいカフェはほとんどありませんでした。
ミルクティーショップは何軒かありましたが、メニューはどこも似たような内容です。

大型ショッピングセンターもありません。
一方で、私が提供したいと考えていた、
- エスプレッソマシンで淹れるアイスコーヒー
- カフェラテ
- バニララテ
- ヘーゼルナッツラテ
といった商品は、当時ほとんど見かけませんでした。
こうした商品が地域の方に受け入れられるかは分かりません。
ただ、新しい学校の生徒や先生にとっては、気軽に立ち寄れるカフェになれる可能性はあると感じていました。
ロケーション
店舗予定地はメインストリートから約400メートル。
メインストリートには高校生が多く集まり、50〜65ペソほどのミルクティーを買っている姿をよく見かけました。
ただ、学校帰りに毎日のように立ち寄るには少し距離があります。
そこは少し気になっていました。
その頃の私は、毎日のように外へ出て人の流れを観察していました。
すると、
火曜日と金曜日はマーケットの日で、午前中だけでも多くのトライシクルや車がこのエリアを通ります。
日曜日は近くの教会へ向かう人の姿も見られます。
その他の日も、市場へ荷物を運ぶ人や移動中の人がこの通りを利用していました。
私の印象では、以前のMUSHINの店舗前よりも、人や車の往来は多く感じられました。
ただし、その多くはトライシクルやバイクで移動しています。
歩いている人はそれほど多くありません。
この流れの中で、
「帰りにコーヒーを一杯。」
「たこ焼きを買って帰ろう。」
そんな習慣を少しでも作ることができたら面白い。
そう考えていました。
アルコールも提供できる
サンタバーバラでは、夜8時頃には閉店するお店が少なくありません。
お酒を提供している店も、それほど多くはありませんでした。
先生に確認したところ、
「お店はTakaのものだから、販売したい商品があれば自由に決めていいよ。」
と言っていただきました。
その言葉を聞いて、学生だった頃の自分を思い出しました。
昼間は勉強をして、
夜はビールを飲みながら食事をする。
そんな時間を楽しめる場所があってもいいのではないか。
そう考えたのです。
家賃は8,000ペソ。
固定費を抑えられれば、人件費を含めても以前よりずっと余裕を持って経営できます。
しかも、学校とカフェは別々の場所なので、お互いの運営にも影響を与えにくい環境です。
もちろん、この時点ではまだ語学学校との問題は解決していません。
まずはその件を終わらせること。
そしてパスポートを取り戻すこと。
そのうえで、この新しい挑戦についてじっくり考えようと思っていました。

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