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浴衣に関して
お客が楽しめる行事の一つとして何かを購入してくれたお客は浴衣を着ることができるサービスを行いました。
その結果関しては
このようにある程度お客が満足するサービスとなってきた気がします。
屏風、短冊、すのこ、のれんなどがしっかりと私の狙い通り、写真を撮影する際の和風な壁紙として機能していますね。
なかなかいい感じです。
七夕イベントに関して
以前七夕に伴い、小さいイベントを開いてみました。
短冊に願い事を書いたら白玉団子をサービスするというものです。
結果的には
御覧の通り。
なかなかいい意味でのデコレーションとなりました。
私がお客の様子を観察していると、白玉団子うんぬんよりも、願い事を書き、それを針と糸を使って暖簾に縫い付ける、という行為に楽しみを抱いてくれていたお客が多い印象です。
また、ほかの人の願い事を読むことに楽しみを見出している人もいました。
ありがたい。
JOSIEに願い事を書くようにお願いをしたら
ある日、JOSIEと一緒に働いているときに、「願い事を書いてね」と伝えた、紙とペンを渡しました。
すると彼女が突然怒り出して、「私にはそんなものないの!!!」と大きな声をだして紙をぐちゃくぐちゃにしてしまいました。
その時私はなにも突っ込まなかったのですが、しばらくして彼女が泣き出してしまったんですね。
そのときはじめて理由を聞いたのですが、私のカフェに来る途中に彼女のおばあちゃんが亡くなってしまったそうです。
彼女も訳あり家庭で育っており、彼女のおばあちゃんが彼女をこれまで一生懸命に育ててくれたそうです。
だから彼女にとっては母親の役割も果たしていたそうでした。
帰るように促しましたが、彼女は強情なので帰らずその日は仕事をおわらせ、次の日からお葬式のためにお休みとなりました。
フィリピンのお葬式は1週間以上必要なため、彼女は翌週も休み。
2週間ぶりに合ったときに彼女はとてもすっきりした表情だったので安心しました。
そして私が伝えることもなく、自分から短冊を手に取り、願い事を書いて、縫い付けて私を見てニコニコしています。
可愛いですね。
いつも元気なJOSIE。
どんなときでも私にガシガシ突っ込んでくれます。
「Hey!!Taka、洗い物の仕方ほんとに知ってるの?なんでここの汚れ落ちてないの!!私が洗い方教えてあげようか?」
なんて感じです。元気な19歳。
背が145㎝くらいしかないことをコンプレックスにしている彼女。
けど彼女の存在は私には大きい。
今日は洗い物をしていると、急に私に
「Taka、私が道を外れそうなときにいつも正してくれてありがとうね。」
と言ってくれました。私は自覚がないのですが、私から何かを感じたのかな。
彼女が元気でニコニコいてくれるから、
私はたとえフィリピンの地方都市イロイロにて15時間労働、週7勤務でもへこたれずにやっていけます。
Kritalも、Nielも、Samanthaもそれぞれの道のために辞めてしまいました。
彼女もいつかは自分の道を選ぶのでしょうね。
最近面接をしていて気が付いたのですが、
可愛い人を選んでるのはありますが、それ以上に私が一緒にいて元気になれるような人を従業員として潜在的に選んでいる気がします。
Michelleも同じ。彼女も私に元気をくれる。
明日も明後日もずっと働きます。