フィリピンで飲食店を経営したいと考えている人は多いですが、
実際はかなり厳しいビジネスです。
この記事では、実際に飲食店を運営している経験から、
フィリピンで飲食店が難しい理由を解説します。
フィリピンで飲食店をやって分かった「絶対おすすめしない理由」
家賃が毎年上がる
毎年、もしくは2年に一度あがります。
上昇率は契約によりますが、5~10パーセントです。
ショッピングモールはほぼ毎年10パーセントの家賃アップ。
しかも複利計算ですので、7年後には家賃が倍になります。
これらのリスクを取れない人は田舎にスペースを借りるか、市内の人がいないところを借りることになります。
と言うことは、もちろん集客には期待できないので困ることになります。
人件費がすぐに上がる
いくら日本より安いからお得とかんがえていようが、それはビジネスエリアで日本価格で商売ができる人限定の話です。
さらには毎年最低賃金がかなりの速さで上場します。
8年間で1.5倍以上です。
外国人をターゲットにしていないビジネスオーナーはいつも人件費の事で悩まされることになります。
人件費上昇に伴い、物価ももちろんとんでもない速さで上昇していくためにそれにも対応をしなければなりません。
客単価が低い
最低賃金が8時間で1400円程度なんですから、もちろん地域の人々に購買力はありません。
じゃあ、だれが高級な日本食や韓国料理を食べるのかというと、ビジネスエリアで働く一部の人たちと外国人くらいです。
となると当然ですが、ビジネスエリアは家賃も高い。
ビジネスエリアで高いものを販売するのか、ローカルエリアで低価格で数をこなすのか、どちらかを選ばなければなりません。
基本的にエンゲル係数は日本の二倍以上のため、まちがいなく難しいビジネスです。
ですが、上手に運営しているところがあるのも事実です。
それでは、フィリピンでうまく経営ができているケースはどんな場合があるかを私が見えている範囲で話していきます。
フィリピンで成功している飲食店の特徴
ファストフードチェーンが強い理由
JolibeeとかMang inasalとかです。
彼らの戦術は、とにかくいい立地で、たくさん集客し、メニューを減らしガンガン回しています。
私の住んでいる地域にもJolibeeがありますが、店舗サイズは200㎡ちょっとあり、店員はいつも20人以上働いています。
客単価は130ペソ~180ペソくらいで、安くも高くもない値段です。
24時間いつでもカウンターにはお客が並んでいます。
忙しいときは3列、忙しくない時は1列。
とにかくお客が並んでいない時間がない。
最強です。
高級店が成立する条件
高級店もうまくいけば収入をあげられます。
市内の一部の地域では、ラーメン一杯1200円、焼き肉食べ放題一人2300円。
日本と同じか、日本よりも高い価格設定の店も少なくありません。
これらの店はもちろん中間層以上をターゲットにしています。
貧乏な人が大半を占めるフィリピンですが、人口が多く外国人も多いことから、高いお店でも価値があればお客はそこに行きます。
さらには人件費は日本の7分の1ですから、単純に安い人件費で日本と同じ金額の物を販売できます。
これらのお店はもちろんビジネスの中心地で、高い家賃を払い、内装にもお金をかけることができる潤沢な資金力が求められます。
集客に有利な立地
・コールセンターが入っているビル内、もしくはすぐ隣
・ショッピングモールの中
・お金持ちの学生が通う学校のそば
このような場所だと、うまくいく可能性が上がるようです。
ですが、初期投資の金額が数百万円になったり、すでに地元の人が場所を抑えているケースがほとんどです。
フィリピンで飲食はおすすめしない理由
店をやめたとしても、初期費用で購入した道具類は誰がいくらで買い取ってくれるかわかりません。
やめたほうがいいというのが私の結論です。
私のように店をもつことが趣味であったり、エクササイズの一環として行うならいいのですが。


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