フィリピンのイロイロにある田舎町、サンタバーバラにてオンライン日本語講師をしながら、Mushin Japanese cafeを経営しているTakaです。
ベトナムから無事に帰ってきたのですが、お店の方は忙しい状態が今も続いています。
イベント販売に参加しました
お店の売り上げが安定してきたのに加え、さらにウエストビサヤ大学というところから、今年も出店をしてくれないか、という申し出がありました。
初めて出店したのが2019年でしたから、コロナがあったとはいえ5年近くお付き合いをしている大学です。
イベント販売の他にも 大学から浴衣を貸してほしいと言われた時には無償で浴衣を貸し出すこともあります。
\お互いにとって利益を提供し合える関係でいたいものです。
Rhaneさんは去年初めて大学イベントに参加したのですが、今年は2回目になります。
去年イベントに参加する前はかなり文句を言っていたRhaneさんですが、今年は率先してイベントの用意をしてくれました。
イベントに参加したことによって、大学生と繋がりを持つことや、私たちのお店のたこ焼きが学生だけではなく多くの先生に受け入れられることに非常にやりがいを感じたようです。
私は授業があるため 当日イベントに参加することはできなかったのですが、事前の準備段階でレインさんと一緒に大学に行くことができました。
イベント販売は準備も当日も大変
イベント販売の準備は楽ではありません。
全ての原材料のほか、たこ焼きを焼くために必要なものなどを大学に用意しなければいけません。
私とRhaneさんは事前に大学に訪れた際、小麦粉10kg、卵 60個、油3 リットル、水、15リットルを運び入れました。
これだけで30キロ近い荷物です。
この荷物の他にも当日たくさんのものを用意しなければいけません。
去年はスタッフ2人で対応しましたが、今年は3名のスタッフがイベント対応することになりました。
今年はRhaneさんとミッシェルとローズの3人にお願いしました。
いつものお店での仕事よりも重労働なので、スタッフには普段支払うお給料のほかに100ペソの上乗せと、交通費の支給と、無料で昼ご飯や飲み物などの提供をしました。
イベントは水曜日と木曜日の2日間行われたのですが、無事にたくさんの たこ焼きを販売することができました。
私たちのお店の他にもいくつかのお店が並んでいたのですが、レインさんの話によるとMushinのたこ焼きが圧倒的な販売数を占めていたようです。
大学の中にもたこ焼きを販売しているお店があるようなのですが、「大学のたこ焼きと比べて味が全然違って美味しい」というフィードバックをたくさんいただいたようです。
よかったですね。
今月は Facebook で情報提供をしてくれた人のおかげと、大学でのイベント販売のおかげで今までで一番のセールスとなりました。
ある程度収入も安定したことから、 Rhaneさんのお給料を少しアップすることにしました。
私の住んでいるイロイロの最低賃金は現在450ペソに設定されていますが、 私が住んでいるサンタバーバラ地域の実態としては、250ペソから280ペソでスタッフを雇用しているお店が大半です。
Rhaneさんはオーナーということもあり、一日500ペソに設定しました。
ほかのスタッフもすこしずつお給料を上げていきたいです。
実は他のお店よりはかなり待遇が良い状態でスタッフを雇用することができているのですが、まだ最低賃金には到達していないのが実態です。
たまに旅行やレストランでの食事などを無償提供してるとは言え、何とかいい方法・いい循環を作って、最低賃金を達成できるような店作りを目指していきます。
ま、正直なところ言うと 飲食ビジネスを田舎でやっているという時点で、それを達成するのは難しいのが実情です。
本当はもっと違うビジネスに着手して、外貨を稼げる仕事をすることによって、スタッフにたくさんの利益を還元できる仕組みを考える方が、間違いなく効率的です。
お疲れさま
今月はスタッフもたくさん働いてくれたことですし、月末はみんなでレストランに行って楽しい時間を過ごしてもらいました。
日本にいたときは人におごるのが本当に嫌だったし、そもそもお金がなかったのですが、今は別になんとも思わなくなりました。
さて、来月もまた頑張りましょうか。