フィリピンのイロイロにある田舎町、サンタバーバラにてMushin Japanese Cafeの経営と、オンライン日本語講師として生活をしているTakaです。
今回はタイトルをみてもわかる通り、ピグサと呼ばれる化膿性皮膚炎になってしまったという話です。
とにかく痛い
ってか、頭皮が痛い!!
日曜日の朝、頭皮が痛くて目が覚めました。
あまりに痛くて枕と頭を接触させることができません。
Rhaneさんに見てもらいました。
髪が触れるだけでもいたくて、触れることができない!
私はちょんまげのような髪型をしているのですが、うしろの髪の毛が炎症を起こしている部分に触れるだけで激痛です。
ピグサ(Pigsa)とは
このPigsaと言われる症状、どうやら日本では化膿性皮膚炎というようです。
英語ではBoil skin、肌が沸騰するようだとも言いたいのでしょうか。
まぁ、本当に痛い。
原因は傷口にブドウ球菌などのバクテリアが入りこみ、傷口から増殖し、周囲に炎症を起こしているためだそうです。
面白いのは、日本ではあまりなじみがないこの症状ですが、フィリピンではよくある病気だということです。
このピグサが原因で仕事を休む人もいるようです。
そういえば以前働いていたJennyが一度これになったことがありました。
「おしりにできものができて、座ることも満足にできないから一日休ませてほしい」
確かこんなことを話していました。
今ならよくわかります。
痛みに関して表現するならば、常に痛覚がむき出しになっている状態とでもいうのか、赤くなっているところすべてが傷口が開いている状態で、絶えず痛む感じです。
髪の毛が触れるだけで激痛です。
飲み薬のほかにも塗り薬とかする必要出てくるから、髪の毛切ってきたほうがいいよ。
後ろ部分はいつもバリカンで短くしているのですが、前回髪の毛を切ってからひと月立っていたので、結構長くなっていました。
そのため、床屋で髪の毛を切ってもらうことに。
みんなこれ見てみて
無意味に人が人を呼んで観察会です。
薬局でアンチバイオティックの薬もらえば
多分大丈夫でしょー。
どうにか髪を切り終えて、写真撮影をしたのがトップの画像です。
腫れあがっていますね。
病院にいってきました
薬局に行っても、医師の処方箋がないから薬を販売できない、と言われてしまいましたので、病院に行くことに。
今回私が行ってきたクリニックは、以前のスタッフBrexyが働いているクリニックです。
彼女の親戚が行っているクリニックの手伝いをするために彼女は仕事をやめざるを得なかったのです。
仕事を辞めた後も一緒にお酒を飲んだり話をしたりと、仲がいい状況が続いていたこともあり、訪問することにしました。
抗生物質と傷口用のスプレー買ってね。
約一週間くらいつづきました
結果的には約一週間で痛みはなくなりました。
途中経過はこんな感じ。
薬を飲んだその日から、突然頭皮が痛みとかゆみでひどいことになりました。
そして少しずつ膿が出てきました。
自力で絞り出そうとしても、膿はでてきませんでした。
少しずつ勝手に流れでる感じです。
毎日朝、昼、晩に綿棒で膿を処理していきます。
一週間が経過しました。
腫れがほぼなくなり、傷口がふさがるのを待つのみです。
この状態になるとほとんど痛みはありませんでしたが、少しまだかゆみが残りました。
合計費用
かかったお金は大体2500円くらいでした。
・医師の診察と処方箋の作成350ペソ
・飲み薬2種類一週間分600ペソ
・スプレー300ペソ
合計1250ペソ、約3000円です。
私は払えますが、普通に生活しているフィリピン人にとっては痛い出費の金額です。
とりあえず治ってよかった。
治ったからRhaneさんとお酒を飲みました。
よかったなぁ。
年取ったな~。